家庭菜園には様々な楽しみ方があります。親子で一緒に作る野菜は格別です。お子様の苦手な野菜を植え、一緒に育てたらたら食べるようになった!などの声もよく聞きます。
食育としても非常に有効的ですね。手軽に簡単に、家庭菜園はじめてみませんか。
家庭菜園の各段階で親子ともに様々な気付きと楽しみがありますので、親子で楽しくお野菜を作り、そしてそのお野菜を美味しく頂きましょう。
まず、失敗しない初めての家庭菜園作りを紹介します。失敗しないお野菜作りの一番のポイントは土作りです。良い土とは『水はけが良く、水持ちが良く、通気性が良い』状態の土をいいます。
土いじりはストレス発散にもなります。親子で楽しく遊びながら家庭菜園の準備をしてはいかがでしょう。子供は土いじりから泥んこ遊びになるでしょう。それもまたひとつの楽しみ方です。
【お庭で家庭菜園】
①畑にしたい場所と広さを決めます。
②①で決めた場所をスコップで掘ります。一般的には30cm~40㎝の深さを掘れば問題ありませんが、初めて植物を植える場合は少し深く(50cm程度)掘り、土をしっかりとほぐしましょう。
③堀った土から根っこや石をはずし、柔らかい土の状態にしてから、堀った土を戻しましょう。
④市販されている培養土や野菜用の土を耕した土とよく混ぜます。赤玉や石灰などを混ぜて野菜用の土を作っても構いません。
⑤耕した土を10~20cmの高さに細長く盛り上げ、植付け用の畝を作ります。
※畝が出来てすぐに植付けをしても構いませんが、可能であれば数日間土の微生物が活性化し、よりよい土になるまで時間をおいてから植付けすると良いでしょう。
【ベランダで家庭菜園】
①植えたい野菜にあったプランターを選びます。深さや水はけなど、プランターによって適した野菜が異なります。
②プランターに培養土や野菜用の土を入れます。赤玉や石灰などを混ぜて野菜用の土を作っても構いません。
③土はプランターの縁から5cm程度下のラインまで入れるようにしましょう。水やりしたときに泥水が溢れないようにするためです。
※植付け準備完了です。
※※プランターがなくても 袋 で栽培もできます!!※※
土嚢袋、土や肥料が入ってた袋、お米の袋、100均で売っている多目的用途袋なども使えます。一番簡単なのは野菜用の土を買ってきて、袋上部を綺麗に開封し、そこにそのまま植えつける方法です。
次回は苗植えについて紹介します。