東京上野国立科学博物館「コンパス」があまりにも良かったのでご紹介! 

掲載日:2018年07月27日

人気沸騰中でチケットがとれない事もあると言われている
東京上野国立科学博物館 親子たんけんひろば「コンパス」に参加してきました。
あまりにも素晴らしく感動したのでレポートしたいと思います。

コンパスってなに?
上野国立科学博物館内の施設で入場料は博物館の入場料に準じます。
(大人620円 高校生以下無料 土日祝・夏休みなどの長期休暇中
だけ一人につき200円かかります。)

まずは夏休み中の予約状況をこちらでチェックしましょう!
入室整理券について

Oチケット

コンパスは4~6歳の子どもとその親を対象とした展示室。
親子のコミュニケーションを大切にしながら
子どもの興味や想像力、感じる力を育てることを目的につくられた
従来の博物館とは全く異なる展示方法が採用されています。

4~6歳とされていますが、0~12歳まで入場できます。
ただし小学生でもかならず保護者同伴です。驚いたのが平日昼間ということもあり
0~3歳までの親子がとても多かったこと!
0歳児からこんな素敵な施設で遊べる子がうらやましくなりました。
コンパス 利用案内

いざ 入ってみるとカラフルで楽しい世界が・・・!
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入ってみると、多くの子どもたちの「わあーー!」という歓声が。
カラフルな世界の中にアスレチックと剥製が陳列され、触ってもOK。
あらゆるとことに隠された仕掛けや剥製を見つけながら楽しむことができます。
滑り台や階段をのぼったり降りたり、潜りながらたくさんの子どもたちの
楽しそうな声や「あった!」「みてみて!」「爪がすごい!」
と保護者を呼ぶ声が響いていました。
子どもが遊ぶ中、スマホをいじって子どもを見ない保護者もほとんどおらず
親も楽しめる空間になっていました。

従来の「薄暗い部屋に剥製や標本が陳列されているだけ」という
博物館のイメージが完全に覆り、これだったら0歳児から遊びに来る事に
納得できます。
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アスレチックに飽きても座って楽しめるコーナーがたくさん。
おすすめ図書コーナーや工作コーナー
うちの子どもたちが時間のほとんどを過ごしたのが、この
透明のキューブにたくさんの虫・花・植物が入っていて
360度観察できるスペース。

3529035296この美しいキューブをブロックのようにして遊ぶ赤ちゃんたちもいて
いろいろな遊び方があって素敵だな~と思いました。

35288工作コーナーも「自分だけの恐竜を想像しよう」や「剥製を見て動物の角を描いて  みよう」など施設連動型のワークシートもあり、
ワークシートをまとめたものは300円で販売されていて、お土産に購入しました。

しかし楽しい時間も45分で終了・・・。
制限時間が短いのが難点ですが、人気施設であり多くの人数がいすぎると
事故が起きたり全員が全部のコーナーを楽しめなくなってしまうので
入れ替え制は良い方法だと思いました。
無理なく遊べる人数(定員60人)で制限されています。

しかし!コンパスが終わっても博物館はまだまだ見どころ満載。
特に地球館は子どもでも楽しめる作りになっていて
幼稚園や小学校の社会科見学でたくさんの子どもたちでにぎわっていました。
35284 352853528635298子ども連れで唯一気を付けたい点は展示スペースでは「飲食厳禁」です。
大切な資料ですから、ルールは守りたいですね。
展示スペースを抜ければ各所に休憩所、屋上にはスカイデッキ・ハーブガーデンもあります。
一度外に出れば上野公園が広がっています。

9時に入館して帰ったのはなんと17時!
4歳と6歳の兄弟でもこれだけ興味を持って博物館を楽しんでくれたことに驚きです。
それで親子で620円なんて、素晴らしいコスパです。
内部に360度シアターという、また素晴らしい施設があるのですが
これも追加料金なしで見ることができます。
(ただし360度映像が映り空に浮かんだ感覚になるので、
小さい子は怖い子もいるかもしれません)

東京に来た際はぜひ候補のひとつにしてみてくださいね!