小学生はDSからSNSを始める?ゲーム機器をスマホ代わりに

掲載日:2017年03月29日

EU(欧州連合)が16歳以下のTwitterやFacebook使用に
保護者の許可を必要とする規制案(livedoor news)を提案していましたが
採用には至りませんでした。

では現在日本のSNSの年齢制限はどうなっているのか一度調べてみました。

・Twitter・・・13歳以下は保護者の同意なしでは使用できない。
        使用が分かった場合はアカウント凍結などの対処をすることになっています。
        つまり「親が認めていれば何歳でもOK」です。
・facebbook・・・13歳未満の使用を禁止。
・LINE・・・18歳未満のID検索を禁止。
       未成年向けの安心安全ガイド
・mixi・・・以前は18歳未満の使用を禁止していましたが、
      現在では15歳に引き下げられています。

うちの子はまだ幼稚園生なので考えるのはまだ早いかな?という気もします。
数年後はどんなSNSや規制になっていくのか予想できないからです。
スマホも持たせる予定は今のところありません。
でもゲーム機器はどうでしょう?
早い子では小学校1年辺りで購入するのではないでしょうか?

小学生はDSなどのゲーム機器から始まる「知らない誰か」との交流

ではスマホを持たせなければまだ安心かというと
第一の段階はDSなどのゲーム機器を購入した時

最近はゲームによって「フレンドコード交換」「フレンド申請」会話機能
通信販売機能などがついているものが多く
wifi環境があれば全国のDSユーザーと交流を持てます。
そう、使い方次第でSNS利用と変わらない使い方ができます。

以前は写真のやりとりで卑猥な写真を頼まれたので送ってしまったり
逆に届くなどというトラブルがあり現在写真のやりとりは禁止しています。
nintendo HP
それまではプロフィールには自分の顔写真を設定している子どもたちがたくさんいました。
またプロフィール欄にも
たとえばJS3(小学生女子3年)などという説明書きもあったり
自分の彼氏彼女の写真を載せるなども流行していたようです。

また家の中で通信環境がなくても
wifiの野外スポットや友人の家、おもちゃ売り場の無料通信スポットなどで接続可能で
多くのこどもが「自分で通信設定できる」「友達や兄弟がが設定できて教えてもらえる」
と答えています。

つまりスマホを与えなくてもゲーム機器を購入した時点で
子どもとネットやSNSと関わり方のルールを各家庭で考えなければいけません。

ゲームは1日1時間、宿題をやってからなどの
ゲームに関するルールは決めていても
ゲーム機器のネット通信に関するルールを決めていない家庭が多いのです。

親がゲームの通信機能を良く理解しておらず、
知らない間にトラブルが起こっている可能性もあります。

また登録フレンドによってゲーム進行が有利になったり
レアアイテムを手に入れられるイベントも数多くあるため、
多くの子どもたちは「通信したい」「交流したい」と思ってることも理解が必要です。

実際に公園などでみかける近くにいる友達との通信協力プレイ
全国の不特定多数との交流は
意味も方法も異なるのでそこも親子ともに理解が必要です。

その上で通信に関することも含めた話し合いが必要ですね。

任天堂HP 保護者のみなさまへ

こちらを参考にペアレンタルコントロールについても
ご確認ください。
ネット安心手順書(任天堂DS・3DS編)