ここ数年でUVケアの重要性が各所で叫ばれるようになりましたが、
実際のところどのようにケアしていますか?
1998年まで日本の母子健康手帳には赤ちゃんの健康のために「日光浴」が薦められていました。
私の母親は毎日必ず「日光浴」をしてくれていたみたいなのですが・・・
紫外線の影響のほうが大きいという理由で現在は「外気浴」に変更されています。
アメリカや皮膚がんの多いオーストラリアでは積極的に日焼けを予防しようという意識が国民に広まっています。
それはわかっていても、実際にどのようにUVケアしますか?
「日焼け止めを塗るのが可哀想」という声は多く聞きます。
ここからは私の考え方です。
①まずは衣服でなるべく予防する。
子どもの肌は大人より薄く敏感です。特に乳児は日焼けによって
火傷になってしまう可能性もあります。
水ぶくれになりヒリヒリしたら可哀想ですね。まずはこれを防ぎたいですね。
外遊びの時に帽子・UV効果のある薄手の長袖・靴下・スニーカーがあるとかなり予防できるのではないでしょうか。
ちなみにUV防止効果の高い服の色は黒・青・紺などの色が濃いものです。
長袖は暑くて可哀想という考えもありますが、虫除けや植物かぶれを防ぐメリットもあります。
日陰に入ったら脱げるように羽織れるタイプが良いですね。
ベビーカーに乗る赤ちゃんなら、ベビーカーに日除けをつけることと
日の当たりやすい足に薄手のタオルなどをかけてあげるといいと思います。
②時間帯で予防する
日中の炎天下、日陰のない場所で遊ぶのは熱中症の恐れもあり避けたいものです。
でも、外遊びが好きな子どもさんだと家に篭もるのも難しいものがあります。
・日が昇りきらない朝に遊ぶ
・日陰が出てくる夕方に遊ぶ
これも予防策のひとつだと思います。
-それでも強い紫外線の中にいなければならない場合は-
③UVケア用品を選ぶ
多くの方がUVケア用品を子どもの肌に塗るのは抵抗があるようです。
その多くは「自分が塗ったときに、付け心地が良くない」「肌荒れした」という自分の経験からくるものも多いと思います。
実際にUVケア用品は色々な成分がはいっています。
ちなみに「肌にやさしい」という売り文句には要注意です!
「肌に何がやさしいのか」実はよくわかりませんね。
「なめらかで使い心地がやさしい」という意味の場合もあります。
必ず商品後ろの能書を読んでみてください。
・アルコールフリー
・紫外線吸収剤無配合(紫外線散乱剤 を使用している)
・無香料・無着色
・UV効果が高すぎない(SPF30程度)
・お湯で落とせる
などが我が家ではポイントとなっています。
そのほか、各自のお家で気になる成分があったら覚えておくといいですね。
④塗る前に保湿してあげる。こまめに塗ってあげる。お風呂のあとも保湿。
塗る前に薄ーく保湿してあげてから塗ると、UVケア用品特有の乾燥から肌を守ってくれます。
そして子ども用の商品の多くはウォータープルーフではないことから、
汗で流れ落ちてしまいますのでこまめに塗りなおしてあげる必要があります。
また、夏外で遊んだ肌は汗や汚れがついたり意外に乾燥しているものなので
シンプルな保湿剤を塗ってあげると良いと思います。
以上我が家のUV対策でした!