既製品のディートの虫よけスプレーには年齢による使用回数制限があったこと
ご存知ですか?
イカリジンとディートの違いについてご紹介します。
長く日本で使用されてきた「ディート」の虫よけ
既製品の虫よけスプレーを購入する際有効成分を気にして
買っていますか?
大きく分けて三つのタイプがあります。
・アロマなどの匂いで虫を避けるもの
・ディート配合
・イカリジン配合
このイカリジンの虫よけが日本で製造できるようになったのは
2015年以降。まだ日本で取り扱われるようになって数年です。
ですので既製品の虫よけ売り場に行くと大きく
「イカリジン配合」などのシールやPOPが貼られているのではないかと思います。
イカリジン
・1980年代にドイツで開発された虫よけ成分
・日本では2016年以降商品化されている
・欧米では一般的な虫よけ成分
・年齢の使用制限がない
・蚊、ブヨ、マダニ、アブに対して虫よけ効果はディートと同等と言われている
・イエダニと南京虫には効果がないため海外旅行の際などは注意
・ディートが含まれない虫よけはDF(ディートフリー)とあらわされる場合も
ディート
・以前から日本で使用されてきた虫よけ
・小児(12歳未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安に使用すること。なお、顔には使用しないこととされている。
・ | 6か月未満の乳児には使用しないこと。 |
・ | 6か月以上2歳未満は、1日1回 |
・ | 2歳以上12歳未満は、1日1~3回 |
厚生労働省 ディートを含有する医薬品及び医薬部外品に関する安全対策について
・イカリジンよりも幅広い虫に効果があると言われている。
赤ちゃんにも安全とされているイカリジンですが、一方で製品としては合成ポリマー、シリコン等化学成分が入っています。
そういった化学成分も気になる場合は自作するのも手でしょう。
アロマなど香りで避けるもの
・自作の虫よけスプレーや虫よけのシリコンバンドなど
・既製品でも販売されている(シリコン等は各自で確認してください)
・ユーカリやハッカ・シトロネラやローズマリーなど複数のアロマの
香りで虫を避ける
・化学成分はできれば避けたい方におススメ
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