【夏休みを有効に使った親子】 ダン・ポベンマイヤーさんのはなし

掲載日:2015年08月10日

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今回は私の大好きな親子のエピソードをご紹介します。

ダン・ポベンマイヤーさんはアメリカ・カリフォルニア州出身の人気作家・TVディレクター・
プロデューサーです。有名な作品にアニメ「フィニアスとファーブ」があります。

フィニアスとファーブはこんな歌詞のオープニングソングから始まります。

♪まちにまった夏休みだ
 無駄になんかできない
 そう毎日楽しく過ごすんだ
 何をしようかな♪

この歌詞はダン・ポベンマイヤーさんの幼少期に
お母さんに「夏休みだからと言って一日を無駄にしないように」と言われ、
それがこの番組、そしてダン・ポベンマイヤーさんのアイディアの根幹をなしています。

ダン・ポベンマイヤーさんはその言葉を守るべく
庭に穴を掘ったり、ホームムービーを作ったり
毎日違うことをして夏休みを過ごしました。

のちに彼は

「母は、私に居間全体を黒い布で覆わせて、宇宙空間を演出させてくれました。
それから私は小さな宇宙船の模型をつるして、
スーパー8ミリフィルムで短編映画の撮影を行ったわけです」
と振り返っています。

想像しただけで楽しそうですね!

この楽しい夏休みの経験がのちのちの彼の将来の仕事に繋がっていきます。

「夏休みを無駄にしないように」という言葉に対して「毎日違うことをしよう!」
目標を自分でたてて、そのためにはある程度のことをゆるして、
時には全面的に協力してくれた彼のお母さんはすごいですね~
庭に穴を掘っていたら普通は「穴なんて掘ってないで勉強しなさい!」
と言ってしまいそうです(笑)

このエピソードは内容から小学生の夏休みではないかと予想できますが、
園児であっても「夏休みは何をしたい?」「どんなことをできるようになりたい?」と
お互いに無理のない目標を立てるのも楽しいですね。

今年の私の子ども(5歳と3歳)の夏休みの目標は
・星の観察(金星がどれか覚えたい)
・刺繍をしてみたい(針と糸でなにかつくってみたい)
でした。

目標は自分たちで決めたので難易度に関しては調整していません・・・
なので達成できるかは全くわかりませんが目標を立てなかった去年より
少しだけ充実している気がします♪

今年の夏休みにしかできない経験をしたいですね。