ー子育てしながらの勉強、資格取得は大変だったんじゃないですか。
育児と家事をしながら、勉強の時間を確保するのはとても大変でした。削るのは私の睡眠時間です。子供たちが寝てからの時間や早朝4時起きで勉強するなどしていました。また、夏休みの時期にも重なっていたので、夏休みの帰省中などにも勉強していましたね。自宅では産後の食事を作るなど、実習面での復習にも取り組みました。養成講座受講後も、まわりはお話したりしている中、私は子供たちを見てもらっているので急いで帰路につきました。限られた時間の中で勉強したり、資格取得をすることは確かに大変なことも多いですが、新しいことを学び、それを自分の新しい一歩につなげるのはとても楽しいことでした。
大変な状況のなかにも楽しみを感じながら頑張れるのは田上さんらしいですね。大人になってからの勉強って子供の頃のようにはいかなかったり、育児がなくても大変なのに、育児をしながらも夢中に勉強に取り組めるのは、産後ドゥーラへの熱い想いがあったからこそですね。
-資格取得や仕事をすることについて、ご主人はどのような意見でしたか。反対とかされましたか。
主人は育児と家事に支障が出なければ応援すると言ってくれました。もともと、私が「NPO法人 いちはら子育て応援団」の活動をしているときも、今回の資格取得に関しても、積極的に協力してくれるという感じではなかったんです。でも、今回の資格取得でとても嬉しいことがありました。資格取得終盤は子供たちは夏休みの時期でした。今まで子供たちを預かってくれていたご家庭も夏休みです。今までのように預かってもらえない日が出てきてしまったんです。もうこの日程は受講できないかな?何て思った時、主人が仕事を休んで子供たちを見てくれました。主人の気持ちも嬉しかったですし、私の活動に対する応援のように感じ、とても頑張れました。
それは一番嬉しい出来事じゃないですか。「今までやってきて良かった、これからも頑張ろう。」って思えますね。私たちママという存在は、自分のやりたいことを認めて貰うのにとても苦労することがあります。直接的に言ってくれなかったり、態度に出さなかったりしながらも、やっぱり一番の支えであり、応援者は旦那様なのかもしれませんね。
今後の展望、ママクリエーターを目指す方へ、そして出産を控えている方へのメッセージは次回へ続く。。。
1975年生まれ、高知県出身。
大学進学のため上京し、結婚後は転勤族で、名古屋、大阪、姫路、青森、市原に住む。
2008年生まれの男の子と2010年生まれの女の子のママ。自身の妊娠、出産、子育てを経験し、その時に感じた思いからママ支援活動を始める。
一般社団法人ドゥーラ協会認定産後ドゥーラとして産後ケアのお仕事をしながら、NPO法人いちはら子育て応援団の代表を務める。趣味はマラソンとガーデニング。ママが楽しく素敵に無理なく子育てできるように、をモットーに活動中です。