【満3歳児クラス】入園させてみてわかったこと

掲載日:2016年11月22日

ゆうママです。

いつも読んでくださり、ありがとうございます。

さて、今回は幼稚園の満3歳児クラス(年少さんのひとつ下のクラス)への入園とその後の長男(第2子)の変化について紹介したいと思います。

 

長男、3歳の誕生日を迎えた翌月から満3歳児クラスに通い始めました。現在3週間が経ったところですが、日々の変化に驚かされるばかりです。

私は長女(第1子)の頃には、保育園や満3歳児クラスへの入園など一切考えたことがありませんでした。というのも、子供はできる限り親のもので親との時間を過ごさせることがベストだと思っていたからです。

2年保育でも十分ではないか?!とも思っていましたが、昨今の幼稚園事情や子供社会の経験という意味からも、3年保育は子供の成長にとってとても大きな意味があると考え、3年間の幼稚園生活で十分だろう…と思いながら、年少さんから入園させたことを覚えています。

長女の幼稚園生活をみていて、幼稚園は子供の成長にとてもいい場所、とてもいい環境だな~と改めて感じ、また、当時、言葉が遅かった長男をみていた幼稚園の先生からのすすめもあり、満3歳児クラスへの入園を決意しました。

とは言っても大きな期待を持って!!というわけではなく、満3歳児クラスはまだまだ小さい子のクラスなので保育園のような、ただ遊ぶだけのイメージだったのですが…。

さて、長男の変化です。。。

  • とってもとっても聞き分けがよくなりました。
    「いやいや!」ばかりだった長男が「お片付け~」といえば率先してお片付けをはじめ…。
    こちらの声掛けの意味をしっかり理解し、行動できるようになりました。こちらが落ち着いて説明すれば納得して行動する。たまには反射的に、やらなければならないことを必死にこなすようになりました。
  • 「我慢」を覚えました。
    小さな我慢を覚えさせることを意識しながら育児をしてきたつもりでしたが、それでも我慢できない子でした。それが、「我慢する」ということを身に付けました。ちょっと待ってね。など、本当に些細な我慢ですが、この小さな我慢の繰り返しがとても大事と聞いたことがあります。これができるようになったことで親子ともにストレスが減ったように思います。
  • 自分の思いをしっかり言葉にできるようになりました。
    ママへの思い、お姉ちゃんへの思い、幼稚園への思い、お友達への思い、幼稚園での出来事、自分がやってほしいことなどを、自分の気持ちを整理しながら、言葉を探しながら伝えてくれるようになりました。
    何でイヤなのか?何をしてほしいのか?何をしたいのか?自分の言葉で、自分
  • 自分の身の回りのことは自分で頑張れるようになりました。
    すぐに「できな~い!」と言って、お手伝いをお願いしてきたお着換えやお出かけの準備も率先して頑張れるようになりました。そして、うまくいかなくてもイライラせずに黙々と頑張れるようになりました。
  • お友達に優しく、仲良くできるようになりました。
    今まで仲良かったお友達に対してはちょっとお兄ちゃんぶってお世話してみたり、公園などで出会う初対面のお友達に対してはおもちゃを貸してあげたりと今までは自分さえよければ…自分がこのおもちゃを使いたい…という主張だったのがお友達と一緒に遊ぶという協調性を身に付けました。そして、お友達と一緒に遊ぶ楽しさを覚えました。
  • 大きい子、小さい子という意識が身に付きました。
    自分を基準にして、大きい子か小さい子か?!これを自分で判断して行動できるようになりました。幼稚園では大きい子に優しくしてもらっている、一番小さい子クラスです。上のクラスの子たち、みんなが優しくしてくれます。
    公園などで出会う様々な状況、大きい子への対応と小さい子への対応は全く違います。小さい子へは優しくしようね!という言葉の意味を身をもって体験し、自分より小さい子へ優しくできるようになりました。
  • ルールを守れるようになりました。
    生活していく上での決まりごと、ルールをきちんと守れるようになりました。座っていなければならない場所で、「座っていようね」という声かけだけで座ってられるようになるなど、日々の小さなストレスがかなり減りました。

同じ歳の頃の長女と長男を比較したら、明らかに長女の方がなんでもできたし、聞き分けもよかった、そして落ち着いていたのは確かです。でもこの満3歳児クラスの入園を機に、長男は大きく成長をしています。

もちろん、まだまだ覚えてほしくなかったような…子供社会で覚えてくる言葉や遊び、おもちゃ、お菓子などもたくさんあります。これらへの対応は必要になってきますが、それ以上に今、その時にしか経験させてあげられない、今、その時だからこそ成長できる部分も大事にしたいものです。

長女が3歳半で幼稚園に入園したときに感じた急成長とはまた少し違った、この3歳になったばかりという状況が環境へうまく順応しているように感じます。

3歳に幼稚園なんてまだ早いと思っていましたが、実は3歳で子供社会に出してみるのも大きな意味があるような気がします。何より、年少クラスの早生まれの子たちの成長をみているとよくわかるような気がします。

保育園もきっと同じで、1歳には1歳なりの…2歳には2歳なりの…子供社会があり、その中で子供たちはそこでしかできない経験を積み、成長していくのだろうと思うと、その子の成長過程や家庭環境に応じて柔軟に、その子にあった保育を選択していくことが一番大事なんだろう…と改めて思います。