スーパーやモール、レストラン・・・
各所にあるガチャガチャトラップに困るママは多いのではないでしょうか?
家もガチャガチャをめぐる攻防は数え切れません。
そして私はNO!と言っていても後でこっそりパパに買ってもらっていたり・・・
ガチャガチャは
回して何がでるのかワクワクする瞬間が最も楽しく
出てきたキーホルダーや小さな小さなオモチャは
その後数日で興味がなくなっている・・・
なんてあるあるですよね。
一番困った時期はやはり2歳くらいでしょうか。
好きなキャラクターの絵と
回す楽しさを一度知ってしまってから
ガチャガチャの前で泣いて恥ずかしい思いをすることもありました。
我が家の子供(特に息子)がガチャガチャに騒がなくなったのは
入園してからです。
「お小遣い」をはじめてからです。
そして自分のお財布を持ってからです。
早く始める「お小遣い」には賛否両論あります。
特にお手伝いの対価として与える場合
「お手伝いはやってあたりまえ」という感覚がなくなるという人もいます。
でも我が家は早く導入して本当によかったと思っています。
少なくとも我が家では「お手伝い=お金」とはなっていません。
我が家では子どもたちに日常的にお手伝いをしてもらっています。
料理や掃除、洗濯ものを取り込み畳む、植物の世話・・・
自分たちがやりたい!というのでやってもらっています。
そういったときにはお小遣いはありません。
でも子どもたちはやりたくないけど、こちらはやってほしいという
タイミングで
お願いして手伝ってくれた時には
10円、もしくは5円お小遣いを渡します。
5円は金色なので人気がありました(笑)
この小銭がお財布にたくさん貯まったとき
子どもたちは「お金持ちになった」「なんでも買える」と
思っていました。
実際には10円や5円で集まったのは200円~300円程度でした。
ある日「この貯まったお金でレゴの大きい箱を買いたい」というので
一緒にオモチャ屋さんに行き
税込みで300円で買えるものたちを教えていきました。
実際はほとんどありません。
「このガチャガチャなら1回できるよ」と教えたら
かなり驚いて
「このガチャガチャを1回やったらお財布空になるの!!??」と
当時年少だった上の子は
「今まで頑張った分、これでなくなるの嫌だからやめる」といい
また貯めることにしました。
下の子は「やるー♪」と意気揚々と1回だけ回しました。
すると出てきたのは
自分のほしくないキャラクターのオモチャでした。
それでも自分で買ったものなので大切にしていましたが、
空っぽになったお財布をみたらとても残念そうでした。
「頑張ってまた少しづつ貯めたらいいよ」と教えてあげて
こんな事を繰り返していきました。
子どもたちがわかってくれたこと
「お金をコツコツためるのは思っていたより大変」
「ガチャガチャは安くない」
「ガチャガチャは大切なお金で自分の好きなものを出るとは限らない」
という事です。
最初のうちは失敗もしましたが
だんだんとわかってきたようです。
最近では
「ガチャガチャでほしいものを狙って300円使うより
600円くらいで自分で最初から選べるものを買った方がいい」と
言っていて
なかなか堅実だな~と面白く思いました。
ガチャガチャ以外にもお小遣いをはじめてから様々な成長がありました。
それについてはまた改めて書きたいと思います。
自分で稼いだお小遣いでガチャガチャをやることになってから、
もうガチャガチャは素通りします。
気にはなるようです。
でもパパは別です・・・。
パパと買い物に行くとガチャガチャをやらせてもらうときがあります。
そんな時は、いままでより大切にして
今までより喜ぶようになりました。