【体験記】誰も知り合いのいない土地で楽しく育児するには?1

掲載日:2015年12月10日

25f7f098d61c634c45778391860046d1_s育児サークルで転勤族のママに出会うと
そのたくましさと行動力に驚かされることがあります。
育児環境はそれぞれでひとくくりにはできませんが
知らない土地での初めての育児は誰もが不安なはずです。

今回のママコラムは「誰も知り合いのいない土地で楽しく育児するには?」です。

現在住んでいる土地は
実家まで6時間、義実家はさらに遠く7時間以上かかります。
もちろん知り合いは一人もいませんでした。
友達を作るのが苦手で、夫しか話し相手がいない状態が1年続きました。
でもそんな夫も帰りが遅く、休みも少なく
1日誰とも話さずに終わる日も。

「子どもができれば、孤独から解放されるだろう」と期待していましたが
子どもが産まれてからはもっと余裕がなくなり一日中家に篭っていました。
まだ会話ができない娘に話しかけても
可愛いですが、ストレスは溜まる一方・・・・
私の人生どうなってしまうのだろう・・・とどんどん暗い気持ちに。

毎日毎日鬱々とする中で、私が強く思った事は
子どものために、この土地を好きになりたいという事でした。
まずは自分がこの土地を好きになろうとしないと
子どもはここで楽しく暮らせないぞ。と

本来なら「お友達や知り合いが欲しい」となるのかもしれませんが
私は人見知りだったので
まずはそこの人より土地を好きになることから始めたのです。

そして自分のいる土地を知ろうと徐々に行動を始めました。

そのためにしたこととは??


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・本屋で地図を買ってみた
今はスマホやPCで地図がいくらでも見れますが、紙の地図があるとまた便利なもの。
私が買ったのは本のタイプではなくて、模造紙に印刷されているもの。
WEBマップは先に目的の場所があり、そこを入力して探すのに便利で
紙の地図は「この辺りって何があるのかな?」と探してみるのに便利でした。
 家で地図を広げて、
 徒歩でいけそうな距離・自転車・車と線を引いて見て行きました。
 詳しく見たいときはそこをWEBマップで検索したり
実際出歩くときも持ち歩きました。

・毎日散歩に出かけてみた
知り合いもいない・夫の帰りも遅い育児はバタバタしていたものの
予定らしい予定は予防接種くらいでした。
とにかく時間を決めて娘とベビーカーで歩ける範囲を散歩しました。
コースを色々変えてみて気になるお店があったら入ってみました。

何回も迷子になりました・・・・

・散歩中はあいさつを
知り合いがいないので、誰とも話す相手がいません。
やっぱり声を出さないでいると心に良くないなと思い
散歩中すれ違った人には老若男女問わず挨拶をするようにしました。
(でも友達はできませんでした)

とにかくイベントに参加してみた
散歩中に見つけた掲示板やポスターを携帯電話で写真にとっておいて
あまり楽しくなさそうなイベントも
親子2人で参加してみました。
場違いな場合は途中で帰ることもありましたが、
とにかくこの時期はイベントに敏感に反応しました。
特にお祭りには参加しました。赤ちゃんと参加するのは大変でしたが
祭りにはその土地らしさが出るかなと思っていたからです。

イベントについては「紙による告知のみ」のものが数多くあることを知りました。
ネットで調べても出てこないけど、掲示されているものはたくさんありました。

このように地図を買ってから
家にこもっていた親子が毎日外に出るようになっていきました。
でも「友達」ができるのはまだ先です・・・

「友達」つくりについてはまた次回