自分の育児に迷った時、ここだけしっかりと見ておけばいい【恩師の言葉】

みなさんは自分の育児に迷ったことはありますか?
私は今はそれほどでも無いのですが
一人目の育児はとても迷って、不安だった気がします。

自分の経験ももちろんありませんでしたが、
家庭環境もあまり良くなく、
さらには娘もよく泣き、眠らない子だったので
「自分のせいでよく泣くのではないか」
「自分の育児が間違っているから眠らないのではないか」
「このまま私に育てられて、娘は幸せになれるのか」
なんてよく不安になっていました。

もちろん今でも思わないことはないのですが
昔ほど色々気にしなくなってきました。


私の人生の恩師は子どものスペシャリストです。
幼児期から少年期、青年期、不登校、非行、家庭内暴力など子どもたちのさまざまな問題の相談に従事しておられます。

そんな恩師に出産後ふと不安を打ち明けた事がありました。

すると意外な言葉が返ってきたのです。
「自分の育児が成功してるか失敗してるかなんて、誰もわからないから
考えてもほんとうーに意味がないんだけど、
僕はここだけよく見ているよ
子どもの笑顔だね」
と。

「子どもの笑顔が可愛ければ、それで全部大丈夫」と。

「子どもの笑顔がピカピカしてて、かわいいなと思えたら
自分の(夫婦の)育児をほめたら良い」
「たくさん悪戯をしたり、泣きわめいて、本当にダメな子だなと思うこともあるでしょう。でもその後に子どもが笑ったら、
なんだかどうでも良くなりますね?それで良いんですよ」

「逆に自分の育児を見直さなきゃいけない時は
子どもの笑顔が可愛くないと思えた時です」

「子どもが笑った時に「媚びを売っている」「誤魔化そうとしている」
「色目を使おうとしている」なんて思った時
それは育児を見直す時です。
「笑ってるんじゃない!」なんて言ってしまった時も
少し落ち着いた方が良いですね。」

「もし、泣きわめく子でも、お友達となかなかうまく遊べなくても、
夜寝ない子でも、偏食の子でも 笑顔が可愛いな~と思えたら大丈夫だし
もう親がやれることは十分やってるんです。
後は子どもの力を信じて子どもに任せなさい」

と。

確かに、うちの子の笑顔ってかわいいな~と思います。
たくさん悪いことをしますし、落ち着きがないし
物覚えもあまりいい方ではありません。
でも、いっつもケラケラとほっぺを光らせて笑っています。
そんな時は自分たちの育児を褒める時だと先生は言ってくれました。

そう考えるとなんだかとっても簡単な気がしますね。

妻から見た夫のうつ~うつヌケのススメ~

先日、待ちに待った本が発売されました。
田中圭一著 うつヌケ~うつトンネルを抜けた人たち~です。
(出版社: KADOKAWA  ISBN-10: 4041037085 ISBN-13: 978-4041037089)

2348数年前、我が家はうつの渦中にありました。
すさまじい激流です。
そして今、嘘のように穏やかな・・・一進一退をしながらも
自然と笑いあえる日々を送っています。
夫からの遺書は今でも保存してあります。

もう「うつヌケ」したのに、なぜこの本を待っていたのか。
それは一度経験した人ならわかる
「突然リターン」です。
またあの状態にいつなるか、本当にわかりません。
今は幸せだけど、ちょっとしたキッカケで戻ってきます。
それに有効なのは過去の経験の振り返り(復習)と予習(予測)だと思っています。
この本はたくさんの「うつヌケ」した人の振り返りが載っています。

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一度うつになり、回復していった人はもちろん
いまその辛さの最中にある人
逆に「私は(わたしの家族は)うつにならない」と
思っている人ほど一度読んでほしい本です。

私の過去の経験を交えながら、この本のおススメポイントを書いていきたいと思います。

うつになった本人とそれを支える家族

夫がうつになった時、その兆候はありました。
なんとなく食べなくなった、イライラして言葉に棘がある、夜遅くなっても
なかなか布団に入らない・・・
でも(とてもよくある事なのですが)
最初のうちはただ気分が落ち込んでいるんだろうと
私もいろいろ工夫し手を尽くしました。
一緒に外出に誘ったり、好きな音楽をかけたり
または啓発本的な物やコーチング本などをプレゼントしたりしました。
禁じ手の「一緒に頑張ろう」も何度も言ってきました。
でも、当時の夫はこの私のすべての行動が辛く
「世界で一番私が嫌いだった」と後々言っています。

結局ケンカが増え、トラブルすれ違いが多発し
その後、短期間で深酒がひどくなりギャンブルで大負け・浮気・暴言という
どうしうようもない状況になっていきました。
「なんて無責任な男なんだろう」
「なんて酷い男と結婚してしまったんだろう」と本気で思いました。
でも、夫の視点から見るとこうです。
「会社・妻・新生児の子どもも全員が俺を苦しめてくる」
「誰一人理解者がいない」「誰も手を差し伸べてくれない」

当時は本当にそう思っていたそうです。
まさにこのページです。
ここで、まだうつに関わっていない人や夫のためにフォローしますが
夫はもともとはこんな事をする人とは正反対の
仕事が大好き・真面目・思いやりがある・正義感がつよい・ルールを厳しく守るタイプの人です。
すべては「うつ」が引き起こしています。

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うつは本人はもちろん、家族やその周囲も辛く
「もらいうつ」という言葉があります。
共倒れする家族も少なくありません。

わたしは遺書を見てはじめて・・・・
気が付いたのです。

数あるうつ関連本の中でなぜこの本がおススメなのか

この本をお勧めするポイントは
あくまで体験談であり
「こうするとうつが治る」という直接的なハウツー本ではないことです。

この本に登場する「うつヌケ」した人達は
投薬・森田療法・自力・自己暗示・呼吸法・スポーツなど実にさまざまな自分に合った方法で
うつをうまくコントロールしています。
そして多くの人がその複合型です。

実際に夫がうつになってから
いわゆる「家族会」に入り、たくさんのその家族や本人に会ってきましたが
個人的には「これをすれば必ず治る」というものにハマっている人ほど
リバウンドがキツイように思います。
この本にもありますが、うつは色々失敗したり試しながら「なんとなく、うまく付き合っていく」という表現の方がしっくりします。
それはもちろん家族もです。

なので「こうすると治る」「こうしてるからうつが治らない」
というタイプのうつの本はあまり人に薦めていません。

その点この本は「いろいろな抜け道」を見せてくれているので
そもそも真面目すぎる人にちょうど良い塩梅のように感じます。

夫のうつヌケ

夫の場合、
投薬なし・カウンセリングなし(逃亡するため)
で自然と約3年かけて徐々に治っていきました。

おおきなキッカケは「資格に合格したこと」と「引っ越し」です。

うつの状態で資格の勉強をするなんて、冷静に考えると
ありえないように思うのですが
夫の場合私生活はめちゃくちゃで音楽も聞けませんでしたが、勉強はなぜかできたのです。
そして、引っ越しなども普通はあまり良くない(ストレスが大きくなる)
と言われていますが
夫には合っていたようです。

そういった不思議もこの本を読むとなんとなく納得できます。

なんと試し読みできる!

今、この本をネットで数話見ることができます。
トーチweb うつヌケ
この機会にぜひ試し読みしてみてほしいです。

そして、このうつという現代の病に
みんなうまく付き合っていけたらいいなと思ってます。

子どものお友達をほめる時、心がけている事

6309こんにちは。
今日のママコラムは「お友達を褒める時」です。

先日こんな話を聞きました。
AちゃんとBちゃんは幼馴染でいつも一緒にいる大の仲良し。
でもだんだんとBちゃんの運動能力や語学能力が伸びていき
少しでも影響を受けてほしいと思った母親が
いつもBちゃんを褒めるようになりました。

結果的にAちゃんはなぜかBちゃんが苦手になっていってしまったそう。
Aちゃんは大人になってから、
お母さんに自分とBちゃんを比べられている感じがして
家で遊ばなくなったのが原因じゃないかと思ったそうです。


我が家でもたびたび「お友達の褒め方」で考えることがあります。

先日もこのような事がありました。

園から帰宅するなり
「〇〇ちゃんが一番うまいって賞をもらったんだって!!
 〇〇ちゃんってすごいねーーーー!!!」と

そして言いながら涙をこぼし始めました。
自分も毎日練習しているのをしっていたので
娘の悔しさはよくわかりました。

例えば、かっけこの場合どちらが勝ったかすぐにわかります。
でも絵や字、歌なんかの場合
「どうしてその子の方が良い賞をもらったか」という
説明はなかなかできません。
(得点方法が決まっていたり、減点法でもない限り)

娘としては自分の会心の出来栄えに自信を持っていたのでしょう。
「賞なんかもらわなくてもいいやん」と言いかけて
それもなんだか違うように思いました。

でも〇〇ちゃんは仲良しのお友達。
まずは私に〇〇ちゃんすごいね、と伝えようとした事に
成長を感じました。

みなさんはこんな時、どんな声をかけますか?

〇〇ちゃんすごいね、きっととっても練習したんだろうね
〇〇ちゃんより娘ちゃんの方がうまいのにね
〇〇ちゃんより娘ちゃんの△△の方がママは好きだな
(〇〇ちゃんの話はせずに)娘ちゃん悔しかったね
今度ママとまた練習しよう!
(この話はとりあえず置いといて)まずは美味しいおやつでも食べて休憩しようか

お友達の褒め方って案外難しいものですね。
もちろん正解はないのですが・・・


 

子どもが赤ちゃんの頃 機関車トーマスを良く見ていました。
トーマスとパーシーは大親友。
でも嫉妬や喧嘩もするし、意地悪な気持ちが湧くこともある。
お友達がトップハムハット卿に褒められると
誇らしいと悔しい気持ちが同時に湧くこともある。

その中で私がハッとした場面がありました。

パーシーに対して(確か)ヒロという少し年長の機関車が
トーマスを褒めるシーンです。

君にはとてもいい友達がいるね、それは君が特別だからなんだろうね
(場面が不正確かもしれませんが確かこんな感じです)

こんな風にしてトーマスの功績を褒めるんです。
同時にパーシーの事も褒めていますね。
パーシーはとても幸せな気分になる話です。

私はなるべくこのセリフのスタンスで話すのを心がけます。

もちろん、こんな英文風にパッと決まりませんので
時間を置いたり、おやつを使ったりの合わせ技ですが
どっちが上でも下でもなく、素敵な言葉ですよね。

 

 

「Today」を読んで思い出した「今日一日何もやってない」ツラさ

639706c1ba6fe0bbf040609011f25f11_s先日1歳児を育児中の友人が悩んでいると知り久々に連絡をとってみた。
聞けば1歳児のAちゃんはよく寝て、よく食べ、よく笑い、人懐っこい
とても育てやすい子に育っているそうだ。
なんと寝かしつけは5分で朝まで寝てくれるそう!
「じゃあ、なんで悩んでいるんだろう・・・」
一瞬そう思ってしまった自分がいた。

たった数年前なのに気持ちを忘れてしまっていることに気が付いて恥ずかしくなった。

「一日何もしていない、役に立っていないって思うとつらい」
「予定はないのに、家事も全部中途半端で自分のだらしなさとかやる気のなさに嫌気がさすの」
「仕事をしていた時は忙しかったけど、いま(育児中)の方がなぜか悩んでいる。でも甘えてるのかな」

そう言われてやっと思い出したのだ。
「一日何もやっていない」「自分は役立たず」と思うつらさを。

Todayを思い出して、メールに送った。
知っている人も多いと思うけどこんな詩である。


『今日』 (ニュージーランドの詩・伊藤比呂美 訳)

今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつは
だんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが
床の上からわたしを見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだとおもう

人に見られたら
なんていわれるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしてたの? とか

わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした。
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた

ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?

今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだって

そしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ

(以下原文)
Today

Today I left some dishes dirty.
The bed got made about two-thirty.
The nappies soaked a little longer.
The odour got a little stronger.
The crumbs I spilt the day before
Were staring at me from the floor.
The art streaks on those window panes
Will still be there next time it rains.
For shame,oh lazy one you say
And “just what did you do today?”.

I nursed a baby while she slept.
I held a toddler while he wept.
I played a game of hide’n’seek.
I squeezed a toy so it would squeak,
I pushed a swing,I sang a song,
I taught a child what’s right and wrong.

What did I do this whole day though?
Not much that shows,I guess it’s true.
Unless you think that what I’ve done
Might be important to someone
With bright blue eyes-soft blond hair,
If that is true,I’ve done my share.


これはニュージーランドの詠み人しらずの詩を
伊藤比呂美さんが訳したもの。

「なんなの?この詩 私が書いたのかな?!」と泣きながら電話をしてくれた友人。
そう、この詩に共感する母親はとても多いはずだ。
そして日本だけでなく、世界の母親が通る道なのかもしれない。

ゆるく長く、そして毎日拘束されている感覚は育児中の本人しかわからない。
子どもがかわいくないのではなく心の逃げ道がない。
自分の時間があるようにみえて実は1分もないんだから。

やらなかった、できなかった事に焦点を当ててしまうと
「自分は育児に向いてないんじゃないか」という気持ちが湧いてくる。
「ほかの家はちゃんと部屋もきれい、離乳食も全部手作りで、洋服まで作っている・・・・」
そんな他の家の良いところしかみえなくなってしまう。

でも、他の家も大体同じ。

大丈夫大丈夫
一緒にお昼寝たっぷりしていいし
パウチの離乳食の日があってもいい。
お風呂に入れない日だってみんなある。
誰もあなたを責めないし、
もし責めるような目があったら、そんな目の方向じゃなく
自分の子どもの目を見つめてみて。
本当に素晴らしい役割をもってるんだから。

そして私もすっかり忘れていたその気持ちをたまに思い出さないとと思った。
Today 本当に素敵な詩!

 

お正月の準備よりも大晦日を大事にした理由

ゆうママです。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。

さて、前回のコラムで「おせち料理を準備せずに年を越してみた」を書かせていただきました。
実は旧年は私の妊娠、出産もあり、「家族への感謝の気持ちをきちんと伝えたい」そんな思いがとても強くありました。

家族みんなで大晦日パーティーをしました!!

子供たちは早い時間の年越しそば!!年越しそばの意味を話してみたり、明日起きたら新しい年だよ~とか話してみたり、みんなで1年を振り返る時間にしました。

そして、悪阻で動けずに家族みんなに助けてもらった日々、妊娠、出産で淋しい思いをさせてしまった日々、そんな1年だったので、子供ひとりひとりと1対1で向き合いたい、旦那と1対1で向き合いたい、それが私の1年の感謝の気持ちの表し方でした。

大晦日、いつもはバタバタとおせち料理の準備に追われていますが、早い時間に、子供たちとゆっくりお風呂に入りました。

お風呂で1対1でたくさん話しました。

妊娠中、思うように抱っこしてあげられなかった、一緒に鬼ごっこしてあげられなかった…そんな後ろめたさ。。。

3歳の長男と…

「いっぱいいっぱい我慢させちゃってごめんね。」

「来年はいっぱいいっぱい抱っこしてもいいですか~?」

ギューしよ~!チューしよ~!っと、ベタベタ、イチャイチャしまくりました。そして「大好きだよ!ありがとう♡」と心を込めて、伝えました。

5歳の長女と…

「いっぱいいっぱいママを助けてくれてありがとう。ママ助かったよ。」

「いっぱいいっぱい我慢させちゃってごめんね。良い子にならなくていいんだよ。我慢しなくていいんだよ。ワガママ言っていいんだよ。」

「来年もたくさんママ助けてね。よろしくね。」

ギューしよ~!チューしよ~!っと、ベタベタ、イチャイチャしまくりました。そして「大好きだよ!ありがとう♡」と心を込めて、伝えました。

ふたりともすっごくいい笑顔で、1年の締めくくりにご褒美をもらった気分でした!!

パパと…

子供が産まれてはじめて、パパと二人の年越しパーティーをしました。

豪勢にパパが食べたがっていた「カニすき」!!
お酒飲まない夫婦なので、普段は買わないジュースやつまみまで買っちゃったりして、ふたりでまったりこたつでカニすき!!そしてカニ雑炊!!おかげで年越しそば食べるお腹の余裕はなくなりました。笑。

きっとこんなふたりの時間を持ったのは、長女が産まれてから初めて!!
夫婦二人だった頃を思い出し、ちょっと懐かしかったり、子供たちが赤ちゃんだった頃の話をしてみたり、いつも子供たちに中断される仕事の話をしてみたり、この1年を振り返ってみたり、思っていた以上にいい時間でした!!

日本の伝統行事を守ることもとっても大事で、それを伝えていくのもとっても大事だけど、その瞬間にしかできないこと、その瞬間だからこそ優先したいことをやってみるのもいいな~っと思いました!!

あ~、こんな時間の使い方もいいな~って、私の中では大発見でした!!

たまには気を緩めて、思い立ったことを優先してみると、新しい発見、新しい家族の在り方が見つかるかもしれませんね~♪

育児ママのあるある、我が家も5年連続、年が明ける瞬間は子供の夜泣き、寝かしつけに付き合っていました!!笑。

おせち料理を準備せずに年を越してみた

ゆうママです。
いつも読んでくださりありがとうございます。

新年、明けましておめでとうございます。
昨年は、妊娠、出産によりあまりコラムを書けませんでしたが、今年はたくさん書いていこうと思います。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

さて、私、結婚以来はじめて、大晦日までにおせち料理の準備が終わりませんでした。途中で、旧年中に作ることを諦めました!!

12月は幼稚園行事だけではなく、家でもクリスマス、大掃除、お正月飾り、お節料理作りと…やることがたくさんあります。

我が家は5歳、3歳、2か月の3人の子供と向き合いながら、コツコツと年末の仕事をこなしていくわけですが…

手にしたお正月飾りにある言葉が目につきました!!

「31日にお飾りするのは一夜飾りといって避ける風習があります。30日にお飾りできなかった場合は元旦に飾ればよいのです。」

目から鱗でした!!

毎年、毎年、必死に30日までには家じゅうの大掃除を終え、お飾りをする、31日の大晦日にはおせち料理を作り、そこまでできてやっとお正月を迎えられる…。

自分で勝手に作った、義務と責任、自己満足そのもの!!

これらを実行するためには、子供たちを放置して家で遊ばせ、まだおんぶもできない、生後2か月の赤ちゃんが泣いていても、それを放置していなければできない。

これが我が家の旧年の現実でした!!

そうか、、、元旦は旦那も仕事だし、元旦に家族そろってお正月をできるわけでもない。それだったら、家族が揃う大晦日を満喫するためにも、おせち料理を旧年中に作るのはやめよう!!

お正月は「台所を休ませる」、そんな意味があることを子供たちと話しながらも元旦からおせち料理を娘と一緒に作って2日に実家に持っていくのでした。

私は育児が最優先!!これはどんな状況でも変わらないのです。

なので、子供に負担をかけてまでやるべきことなのか?!子供を犠牲にしてまでやることなのか?!これがすべての判断基準になります。世間一般にはきっと違うでしょう。でも私の育児の価値観は揺るがないものだな~と改めて思うのでした。

だって、自分に都合の良い情報って集まってくるものだから、自分に都合の良い情報をよりどころにすると、気持ちがとってもラクになります。

昔ながらの日本の行事、風習は大好きです。とても大事にしたいし、子供にもきちんと伝えていきたいと思っています。だからこそ、カタチにとらわれずに、不完全でもいい、見た目が綺麗でなくてもいい、子供と一緒に行っていきたいと思うのです。

ゆっくりと穏やかに、娘と料理の意味を話しながらおせち料理を作ることができ、とてもよい元旦でした!!

そして娘はおせち料理を食べるときに、ひと口ひと口、手を合わせながら「お金がたまりますように」とか、その料理に込められた想いをお願いごとに変えて食べていました。

 

【それから一年・・】子どもが貰ったお年玉どうしてる?我が家の子どもとお金の考え方

あけましておめでとうございます。
ちょうど一年前このコラムを書いて、一年を通してたくさんの方にアクセスしていただきました。
やっぱりどの家庭でも「お年玉」は「子どもとお金」について考える機会なんですね。
では一年たって、結果を報告したいと思います。
結果は2016年に貰ったお年玉の約半分が繰り越しされました!
つまり、一年で1000円くらい自分で買い物をしたことになります。

個人的に一番良かったなと思った買い物が
姉 絵本のワークショップ(500円)
弟 クワガタ(羽が折れていて 380円)
です。
絵本のワークショップは、この一年たくさんの絵本を自分で描く
きっかけになってくれました。
クワガタは星になった先代に続き、毎日声をかけ大切にしていて
息子を成長させてくれました。

とても価値のあるお買い物で、
それは私が出してあげるものとはまた一つ違った意味を持っていました。

今年もまた、少しお年玉をいただいたのですが
自分たちで500円程度財布に加え戸棚に閉まっていました。
戸棚にしまった理由は
姉は「お財布に入ってるとどんどん使いたくなって苦しくなる」
↑なかなかリアルな意見です(笑)
弟「お財布を盗まれたら、困る」

自分たちで考えて管理している姿はとても頼もしく感じました。

北野武さんのお母様が、「お金は誰かに盗られたらなくなってしまうけど、
知識は誰にも盗ることができないから」
子どもたちに厳しく勉強し、知識を身につけるよう教育したという
エピソードを聞いたことがあります。

たしかにお金は使ったらなくなってしまいます。
でも良い使い方をすれば、それはその子の経験に、知識に、忘れられない思い出に
なってなくならないものになっていくんだな
と思っています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

↓2016年お正月に書いたコラムです。
212お正月お年玉をもらう機会もあり
毎回悩む「子どもとお金の話」。
我が家はまだ幼稚園生で普段お小遣いもあげていません。

子どもとお金の話は各家庭の考え方が様々で
本当に正解はないと思います。
小さい頃からお金を与えるな!派も
小さい頃から使わせて学ばせる派も正しいと思うのです。

大切なのは子どもに対して
・幼くても説明をする
・ルールがめちゃくちゃにならない
という事かなと思っています。

我が家でも今年は2000円程度お年玉をもらいました。
全額子どもに預けています。
そして「今は」こう説明しています。

・貰ったお金は楽しく使うこと
・自分が本当に好きなこと・ものに使うこと
・お金を遣う先はモノだけではないこと

我が家にとって「お金は楽しく使うこと」というのは大切なキーワードです。
「楽しく使う」というのは豪遊するというわけではなく
「後味が悪い」使い方はしないということです。

例えばよくあるのが「クジ」や「ガチャガチャ」の類だったり
ゲームセンターのゲームはある種、子どもにとっては
一番目が行きやすいのではないかと思います。
やる前はワクワクで楽しいのですが
終わってみると思ったよりも良くなかった、あっけなかった、つまらなかった
という事がほとんどなのではないでしょうか?

そんな時何か残念・つまらない・がっかり・・・
そんな気持ちになるためにお年玉をくれているわけじゃなくて
「楽しい」「ありがとう」「特別」そんな気持ちになってほしいからくれている
大切で意味のあるお金である事を伝えています。

自分の大好きなものを考える機会に

私は個人的に自分の大好きなものをハッキリと意識して生活すると
楽しいと思っています。
子どもの性格によって「大好き」がハッキリしている子とぼんやりしている子がいます。
ぼんやりしていても構わなくて今は色々探したりチャレンジしたりする
時期ですが、「自分のお金を遣う」事を意識させて
自分が本当に好きなものを考える機会にしています。

下の子は幼いころから好きなものがとてもハッキリしていて
戦闘ヒーローより車より「ペンギン」です。
なのでお年玉は「ペンギン」を選び抜いて1つ購入します。
今年は水族館で選びたいとの強い希望があり
わざわざ水族館まででかけて購入しました。

正直な所、誕生日よりクリスマスより
自分で買ったペンギンを一番大切にしています。

上の子は好きなものがぼんやりしています。
特に幼稚園での「流行」に敏感で
好きな色やキャラクター、好きな遊びまでお友達の影響が強く
「自分はコレが好き」というモノはあまりありません。

でも「作ること」が大好き
手芸や工作・料理などが一番心がワクワクする瞬間だといいます。
なので娘の使い方は「ワークショップ参加費」です。

お金はすぐには使わずに貯めていて
でもお財布は持ち歩いています。
自分が参加したいワークショップがあれば参加費を確認して
自分のお財布から自分で支払い
説明を受けて一人で参加します。

モノに使わなくても自分の好きな時間を体験できることは
素晴らしいことです。
「大きくなったらお金を貯めてイルカと泳ぎたい」とも言っています。
とても素敵なお金の貯め方だなと思います。

大人になると、ただ楽しんでお金を使うことが難しくなってきます。
楽しくないお金がほとんどになってきます。
それを学ばせる(貯金や運用について)のはもう少し先で良いかなと考えています。

最後に
貰ったおお年玉でこれを買った・これをした、楽しかったと
手紙で書いて相手に伝えます。
ここが一番大切なのではないかなと思っています。

お年玉はただのお金ではなくコミュニケーションの一種だと思うので
こうやってあげた側にも「何に使ったか」「どう思ったか」フィードバックがあると
お互いに良いと思うのです。

 

 

 

愛は親が子どもに与えるものだと思っていた話

皆さんは自分のお子さんにどんな風に育ってほしいと願っていますか?
年末にこの1年、そして今までの事を振り返ると
いろいろな気持ちが蘇り、胸が熱くなります。

私は妊娠中から「こんな風にに育ってほしい」という
ひとつの思いがありました。
それは「愛情深い子に育ってほしい」という気持ちでした。
(もうひとつ欲を言えば自分で決めることができるようになってほしい。です)

生い立ちなのか、それとももともとの個性なのか
私は愛情が薄いタイプでした。
別に誰かむやみに傷つけるような攻撃性はありません。
でも誰かを深く大切に思うような気持ちが
ずっとなかったように思います。
また、心からそれをずっとずっと求めていたようにも思います。

夫と出会い、恋愛し結婚するのですが
夫の愛情深さには度々驚かされました。
のろけているのではなく、夫の愛情にふれると
本当に「理解できない」「想像に及ばない」気持ちでした。
とても同等に返すことなんでできないものでした。

最初に驚いたのが自分の親への気持ちです。
私はごく最近まで親への感謝の気持ちが特にありませんでした。
離れていても、特に思い出すこともなく
寂しさも感じませんでした。結婚式も泣くこともなく、とてもドライな
感じで終わりました。
でも親から酷い仕打ちをうけたとか、仲が悪いわけではありません。
そして頭で考えれば親がどれだけ大切に育ててくれたのかは
想像がつきます。
でも「そういう気持ちが湧き起こらない」のです。

自分のそういった部分は生きる上で楽でもありましたし
寂しくもありました。
だから子どもができたら、夫のように愛情深い子に
育ってほしいと思っていました。

子どもが生まれ、わからない事との格闘でしたが
私にとっての難題は「愛情のかけかた」でした。
すべて手作りするのが愛情なのかと、いろいろ作ってみたり
写真を撮り上手にまとめるのが愛情なのかと、人を真似してみたり。
ただ可愛いと思う気持ちは愛情とは別なのではないか・・・
私はちゃんと愛せているのだろうか。

親からの愛情不足は〇〇な子どもになる。将来〇〇になると
色々なところで見かけるたび、心が痛みました。

イライラしていると、言葉も話せない子どもにわざと
冷たくしたくなる時がありました。
求めて歩み寄ってくるのに「来ないで」と邪険にしたこともありました。
独りって楽だったなあと。

SNSでほかのお母さんの育児を見ると、いつも愛情いっぱいに
見えて自分がポンコツの母親のように感じました。

それでも何度も何度も私を求めてくれる娘の姿を見て
私はまるで許されているように感じたのです。
「なんて子どもって愛情深いんだろう」と思ったのです。

私が愛情を与えるんじゃなくて
娘が愛情を与えてくれてるんだ
この小さな言葉も話せない子が、私に愛情を教えてくれているんだと
「愛情深い子に育てる」のではなく
もともと子どもたちは愛情深いのだと

そう思った時、はじめて自分を雁字搦めにしていた
「母親は無償の愛情を与えなければならない」という
私には難しすぎる言葉から解放されたような気がしました。

それから
娘の愛情に、自分なりの愛情を返そう
そんなスタンスでやってきました。
そう思うととても気持ちが楽でした。

大きな変化は、自分の親への気持ちが大きく変わったことです。
それは子どもたちが私に与えてくれた愛情によって
やっと私から湧き出てきた感情でした。

親が愛情を与え続けなければいけないと言われると
愛情のかけかたがわからない母親父親は困ってしまいます。
でも最初は子どもからの愛情を受け取っているだけで
だんだんと変わっていけるんだなと。

年末に写真の整理などをしていて
こんな気持ちがあったことを思い出しました。

みなさまにも愛情いっぱいの年末年始が迎えられますように。

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子ども用ハーネス論争について、子育て環境はそれぞれ違う

6078a0bfd760461f5d045a0b47be71e2_s子ども用ハーネスの是非について一部で議論になっています。
子ども用ハーネスは「迷子紐」「子ども用リード」などとも言われ
歩くのが楽しくなってきた年齢の子(使用年齢1歳~3、4歳程度の商品が多い)
に装着してその端の紐を親が持つというもの。

私自身、ハーネスの購入をずっと迷っていました。
結局タイミングを逃して購入には至らなかったのですが
購入に迷った経緯などをお話したいと思います。

私が購入を考えたのが第2子の妊娠中でした。
私は年子での出産を控えていて
上の子は1歳11ヶ月。
とてもしっかりしているし、お話をよく聞いてくれます。
それでもやっぱり1歳児、ヒヤリハットはしょっちゅうでした。

妊娠中にふと思ったのが
「これからどうやって買い物しよう」という事でした。
経験のある方は想像できるかと思いますが、
1歳後半位からの買い物は予想以上にハードです。
なにせすべてのモノに興味があり、自分で歩いて触れるのが
楽しい年頃ですから。

たとえば車のついた(子どもが乗れる)カートに乗せいても
「降りて歩きたい!」と泣き始めたり・・・
そんな風にごちゃごちゃとしていると
ほかのお客さんに迷惑をかけていないか気になったりで
帰ってみると買いたかったものが買えなかった・・・
なんて私はよくありました。

なので、ご両親や兄弟、友人と一緒にお買い物をしているママを
みたら心底うらやましく思っていたのです。
でも、それも自分勝手な思いですよね。
そのママや子どもがどんな体調や状況でお買い物に来ているかなんて
他人の私にはわかるはずも無いのですから。
勝手に自分の状況に当てはめて羨ましがっているだけなんです。
そんな当たり前の気づきも育児がひと段落した今だからわかった事でした。

そして色々悩んでいたところ、出産し育児が始まってしまい
購入するタイミングがありませんでした。

しかし、「購入しておけばよかった!」と後悔することはありました。

実際に2人を連れて買い物に行くのはもっともっとハードでした。
ある時、子ども用のマグの替えを買いに大型オモチャ屋に行った時の
事です。
娘を車型のカートに入れ、息子をおんぶしていました。
背中で息子が泣いたので、背中を向いて息子をあやしていた一瞬のうちに
娘がカートから消えていたのです!
ベルトが緩くなっていてすり抜けたようです。

そして必死に探しても広いオモチャ屋さんで
見つけることができませんでした。
すぐに店員さんたち総動員で探してもらってもなかなか見つける事が
できませんでした。

やっと発見されたのは、お店のトイレの個室の中だったのです!!
「おしっこでそうだったから、自分で来たよ~!」
とほめてほめての満足顔の娘。
そう、ちょうど娘はトイトレ中だったんです。
「漏れそう」と思った娘は私に何も言わずに一目散にトイレに向かった
ようです。

トイレの個室でみつかったのは奇跡的だと思っています。
トイレが終わっても、外はオモチャの山。すぐ側には外への出口がありました。
今思い出しても怖くて涙が出ます。

それからというもの、私は大型スーパーなどに「親の数=子どもの数」
がない限り行かなくなり
基本的な買い物はネットスーパーや生協ですませることになりました。

でもあの時ほど「ハーネスを買って、自分とつないでおけばよかった」
と思ったことはありません。
ハーネスを使用しているお母さんたちも、そんなヒヤリハットを経験した
のかもしれませんし、
こういった経験を先輩ママから聞いたのかもしれません。

双子や三つ子のママ、体調が悪いママ、妊娠して走れないママ
人それぞれいろんな状況があります。
子どもだっていろいろな性格や状況があります。
ママ×子どもの組み合わせやその家族の状況は
絶対に他人には予想できないんです。
また育児論に限らずよくみかけるのが「自分の住む地域がすべて」
だと思っている人です。
自分の住む地域は道幅が広く、車も少ないかもしれません
スーパーの店員さんはみな顔見知りで気にかけてくれ、
住む場所は治安が良いかもしれません。
でも子育てしている人たちはもっともっと様々な場所に住んでいて
色々な状況の中で育児をしているんです。

一番大切なのは何か?
それは子どもを守ることです。
子どもを守るのは自分しかできません。

道具に頼るな!人に頼るな!
ちゃんと子育てすれば言う事を聞く子どもが育つ!
そんな言葉どうでも良いと思います。

何かあってから後悔したのでは遅いのです。
ハーネスに限らず、
正しい道具の使い方やマナーを守るのが前提で
通りすがりの誰かの声に心を痛めなくて良いと
私は思います。

毎年話題になる「こどもの写真入り年賀状」について

ad0c1c247738ebed8b7b8dfb873a98e0_s早いものでもう年賀状を用意する季節です。
SNSですませる、メールですませる事も多くなってきましたが
年賀状だけでやりとりしている人も少なくないのでは?

毎年この時期になると「子どもの顔写真入り年賀状は不快」という
コメントをあつめた記事やテレビの特集が出回ります。
要約すると

・子どもの近況しか印刷されていないので、
「子どもさんとお付き合いしているわけじゃないけど?」と思う
・子どもがいないので新年から辛い気持ちになる。
送り主は悩んでいるのを知っているはずなのに無神経

などの意見です。
その他にも子どもの個人情報をばら撒いていて心配になるなどの
意見もあります。

特に子育て中のママにとっては気になる話題なのではないでしょうか?

私も長女が生まれてすぐは何のためらいもなく、
写真入りのものを作りましたが上記のような話題を見たときはすでに投函後。

「自分の年賀状が誰かを不快にするかもしれない」
「世間知らずと思われるかもしれない」
年末からザワついた気持ちになりました。

でも実際に自分の元に届く年賀状の多くは家族の写真や近況が入っていました。
特に長らく会えない方については写真で成長を知ることができるのでとても嬉しく
毎年そのやりとりを楽しみにしています。

そして、自分が送る場合にはこのように考えるようになりました。

相手のお家の玄関先に、誰と一緒に新年の挨拶に行くか、
どんな話題をするかイメージしてみることにしました。

それをそのまま年賀状に変えていく気持ちで作ることにしています。

例えば、会社の中で自分ひとりでスーツで挨拶する相手なのか。
相手のおうちに子どもも連れて行って中に入れてもらい
近況をお話しするような相手なのか。

そのイメージをしてみて
相手にご挨拶するときに子ども連れじゃない場合は
子どもの写真入りの年賀状をやめることにしています。

例えば仲の良い友人であっても、会って話すときに子どもの話をあまりしない
相手には子どもの写真入りではないものを用意しています。
逆に会社の上司でも家族ぐるみで付き合いのある方には
家族の近況を伝えないほうがおかしいかな・・・など。

そしてその関係性も毎年変わってくるかもしれません。

写真入りの年賀状が場違い・不快と感じた方は極端に表現すると
「家族の話をしたことの無い相手に 新年早々家族全員で押しかけられた」
「紹介もそこそこに子どもの成長について語られる」
「子どもの成長だけ話して帰っていった」

・・・そんなイメージなのかなと理解しています。

実際受け手がどう捉えるのかは私にはわかりません。
でもこのようなイメージをするようになってから、
モヤモヤすることなく一年の感謝の気持ちをつづれるようになりました。

みなさんはどんな年賀状を作りますか?

 

 

 

【満3歳児クラス】入園させてみてわかったこと

ゆうママです。

いつも読んでくださり、ありがとうございます。

さて、今回は幼稚園の満3歳児クラス(年少さんのひとつ下のクラス)への入園とその後の長男(第2子)の変化について紹介したいと思います。

 

長男、3歳の誕生日を迎えた翌月から満3歳児クラスに通い始めました。現在3週間が経ったところですが、日々の変化に驚かされるばかりです。

私は長女(第1子)の頃には、保育園や満3歳児クラスへの入園など一切考えたことがありませんでした。というのも、子供はできる限り親のもので親との時間を過ごさせることがベストだと思っていたからです。

2年保育でも十分ではないか?!とも思っていましたが、昨今の幼稚園事情や子供社会の経験という意味からも、3年保育は子供の成長にとってとても大きな意味があると考え、3年間の幼稚園生活で十分だろう…と思いながら、年少さんから入園させたことを覚えています。

長女の幼稚園生活をみていて、幼稚園は子供の成長にとてもいい場所、とてもいい環境だな~と改めて感じ、また、当時、言葉が遅かった長男をみていた幼稚園の先生からのすすめもあり、満3歳児クラスへの入園を決意しました。

とは言っても大きな期待を持って!!というわけではなく、満3歳児クラスはまだまだ小さい子のクラスなので保育園のような、ただ遊ぶだけのイメージだったのですが…。

さて、長男の変化です。。。

  • とってもとっても聞き分けがよくなりました。
    「いやいや!」ばかりだった長男が「お片付け~」といえば率先してお片付けをはじめ…。
    こちらの声掛けの意味をしっかり理解し、行動できるようになりました。こちらが落ち着いて説明すれば納得して行動する。たまには反射的に、やらなければならないことを必死にこなすようになりました。
  • 「我慢」を覚えました。
    小さな我慢を覚えさせることを意識しながら育児をしてきたつもりでしたが、それでも我慢できない子でした。それが、「我慢する」ということを身に付けました。ちょっと待ってね。など、本当に些細な我慢ですが、この小さな我慢の繰り返しがとても大事と聞いたことがあります。これができるようになったことで親子ともにストレスが減ったように思います。
  • 自分の思いをしっかり言葉にできるようになりました。
    ママへの思い、お姉ちゃんへの思い、幼稚園への思い、お友達への思い、幼稚園での出来事、自分がやってほしいことなどを、自分の気持ちを整理しながら、言葉を探しながら伝えてくれるようになりました。
    何でイヤなのか?何をしてほしいのか?何をしたいのか?自分の言葉で、自分
  • 自分の身の回りのことは自分で頑張れるようになりました。
    すぐに「できな~い!」と言って、お手伝いをお願いしてきたお着換えやお出かけの準備も率先して頑張れるようになりました。そして、うまくいかなくてもイライラせずに黙々と頑張れるようになりました。
  • お友達に優しく、仲良くできるようになりました。
    今まで仲良かったお友達に対してはちょっとお兄ちゃんぶってお世話してみたり、公園などで出会う初対面のお友達に対してはおもちゃを貸してあげたりと今までは自分さえよければ…自分がこのおもちゃを使いたい…という主張だったのがお友達と一緒に遊ぶという協調性を身に付けました。そして、お友達と一緒に遊ぶ楽しさを覚えました。
  • 大きい子、小さい子という意識が身に付きました。
    自分を基準にして、大きい子か小さい子か?!これを自分で判断して行動できるようになりました。幼稚園では大きい子に優しくしてもらっている、一番小さい子クラスです。上のクラスの子たち、みんなが優しくしてくれます。
    公園などで出会う様々な状況、大きい子への対応と小さい子への対応は全く違います。小さい子へは優しくしようね!という言葉の意味を身をもって体験し、自分より小さい子へ優しくできるようになりました。
  • ルールを守れるようになりました。
    生活していく上での決まりごと、ルールをきちんと守れるようになりました。座っていなければならない場所で、「座っていようね」という声かけだけで座ってられるようになるなど、日々の小さなストレスがかなり減りました。

同じ歳の頃の長女と長男を比較したら、明らかに長女の方がなんでもできたし、聞き分けもよかった、そして落ち着いていたのは確かです。でもこの満3歳児クラスの入園を機に、長男は大きく成長をしています。

もちろん、まだまだ覚えてほしくなかったような…子供社会で覚えてくる言葉や遊び、おもちゃ、お菓子などもたくさんあります。これらへの対応は必要になってきますが、それ以上に今、その時にしか経験させてあげられない、今、その時だからこそ成長できる部分も大事にしたいものです。

長女が3歳半で幼稚園に入園したときに感じた急成長とはまた少し違った、この3歳になったばかりという状況が環境へうまく順応しているように感じます。

3歳に幼稚園なんてまだ早いと思っていましたが、実は3歳で子供社会に出してみるのも大きな意味があるような気がします。何より、年少クラスの早生まれの子たちの成長をみているとよくわかるような気がします。

保育園もきっと同じで、1歳には1歳なりの…2歳には2歳なりの…子供社会があり、その中で子供たちはそこでしかできない経験を積み、成長していくのだろうと思うと、その子の成長過程や家庭環境に応じて柔軟に、その子にあった保育を選択していくことが一番大事なんだろう…と改めて思います。

【お産を振り返る】お産は赤ちゃんとともに戦う幸せな時間!

ゆうママです。
いつも読んでくださり、ありがとうございます!!

 

第3子、次男坊、1ヶ月になりました!!
さてさて~、出産を振り返ってみます!!

 

3回目のお産、とっても楽しく、幸せな時間でした~!

 

もちろん、激痛ですが…それは当たり前なので、、、

 

2回目以降はどんだけ赤ちゃんとの初めての共同作業を楽しめるか?!が私の命題なのです!!

 

痛くなればなるほど、、、あぁ~、赤ちゃんも頑張ってるんだな!!と思いながら時間を過ごす!!

 

思い返すと、いつもとても素敵な時間だったな~って思います!!

 

今回は旦那と子供たち2人の立ち合いで出産!!

 

毎回違う産婦人科で出産しているので、今回は初めての陣痛室がカーテン区切りという状況に…

 

どうも隣は初産婦さんっぽく、子供たちの声が迷惑だろうな~ということで、そして、近くで子供たち騒いでると陣痛が遠退くんだよね…なので、旦那に子供たちとご飯食べに行ってもらって、私は陣痛を波に乗せるのに集中!!

長男の時に、陣痛を波に乗せることを楽しんだ私は、同じことをしてみると、みるみる進み…あっという間に5分間隔を切るという状況に、助産師さん、先生もビックリ!!!!!笑。

 

ずら~っと並んでいる陣痛中の妊婦さんたちに「おいー、特急が来たぞ!」とかふざけたことを言ってる先生たちをみて笑ってしまう私。。。

 

初産婦さんたちにとってはキツい言葉だったよね…。と私は申し訳なく思うが、もう止まらない…。笑。

 

5分を切ったあたりに旦那にメール!!おーい、帰ってきて~!3分くらいになったときに、戻ってきてる?!っと聞くと病室にいるということでひと安心!!

 

カーテン越しに聞こえてくる悲鳴を聞きながら…叫んでも陣痛は進まないよ~と心の中で思いながらとっても余裕…だったのも束の間…笑。

 

あぁ、これだ!!この痛みだ!!っと、長女、長男のときの痛みを思い出す。。。毎度のことながら激痛に必死に耐えるんだけど、今回は大きかったからか?!この痛みを耐える時間がとっても長い…。

 

もう限界~っと思い、ナースセンターに電話しようと、陣痛の合間に電話に手をやるも…電話が鳴らない・・・・。

 

なぜ????

 

陣痛がおさまるたびに電話に手を…

 

鳴らない。。。

 

これ、絶対に電話線切れてるよ。。。ということで、次は合間に立ち上がってナースセンターまで歩こうと試みる・・・
ベットから立ち上がった瞬間、隣の旦那さんがナースコール・・・・助産師さんが入ってくる…

 

「何勝手に動いてるの~!!!!」っと怒られる。。。

 

「いやいや!電話ならないんだもん!!これ電話線切れてるでょ?!」っと言い返す。。。

 

そんなこんなで・・・

 

案の定、、、皆さんお先に・・・と分娩室へ!!!!!

 

今度は旦那&子供たち待ち!!笑。

 

「あれ?立ち合いだよね?」っと先生に聞かれる。

 

「そうです!病室にいます…。」っと答える。

 

「今呼んでます~!」っと助産師さん!!

 

「来ないな~!」っと先生!!

 

いやいや、もう息みたいんですが・・・まだですか?!と私の心の叫び!!
やっと来た様子!!
数回の息みで無事に誕生~!!

 

赤ちゃんが大きかったので、頭が出ても体が出てこないという初体験!!笑。

 

えーーー、おりてこない・・・という助産師さん、大きいな~という先生!!
大きく育つと大変ねf^^;笑。

 

陣痛中の人がずらっといたので、、、私は後処置が終わるなり歩いて陣痛室ま
で・・・

 

今縫い終わったよね?!という状況で、「はい、ここに足かけて!」「はい、歩
いて~!」っと・・・スパルタね。。。笑。まぁ、歩きましたけど、歩けました
けど。

 

助産師さんが子供たちに、「ママ強いね~」なんて言ってたけど、いやいや、分娩台あけないとなんでしょ?!状態!!笑。

 

そんなこんなで、無事に第3子出産しました!
そして、2度目の立ち合いを果たした長女とはじめての立ち合いを果たした長男!!
ふたりともしっかりと立ち合い出産を満喫してくれました。
この話はまた今度!!

 

 

2時間ちょっとという超スピード出産!!

 

今回は、陣痛ってコントロールできるんじゃないの?!という私の感想!!

 

夜中ずーっと痛くて眠れず、朝におしるし!!
あぁ、今日産まれるな!!という私の勘は当たったのですが…

 

まずは旦那に、病院行く準備しておいて!と伝え、、、
私は幼稚園グッズの洗濯!!本陣痛きてるな~って思いながら洗濯機2回回しました!!笑。

 

だって今入院したら、週明けに子供たち幼稚園行くときの体操服ないもん!という私、まだ行かないの?という旦那!!

 

あと25分で洗濯終わるからそれ干したら電話するわ~!とかめっちゃ余裕だったのはなぜだろう。。。笑。

 

母になると考えることが違うよね?!

 

病院に向かうも、何だか陣痛遠退いてきてるんじゃないの?!という不安に駆られ、途中のコンビニで下してもらって、私は歩いて病院に向かい…

 

診察!!

 

「う~ん、まだ開いてないな~!陣痛はきてるもんな~!今日産みたいの?」という先生!!

 

「うん!もう産んじゃいたい!」という私!!

 

でも促進剤とか絶対に嫌だったので、この陣痛を波に乗せてやる!という心の中!!

 

その気持ちと陣痛がうまく波に乗り、10分間隔から2時間ちょっとという超スピード出産でした!!

 

いやぁ、楽しかった!!幸せな痛みでした!!

 

いや、、、激痛ですよf^^;

 

激痛で、もう耐えがたい苦しみなんだけど、この1日を振り返ると本当にやり切った感のある、赤ちゃんと一緒に戦い抜いた達成感しかない、家族みんなで出産を乗り越えた達成感しかない、素敵なお産でした!!

 

陣痛、出産の痛みって、安産、難産に関わらず、とっても痛い、耐え難い苦痛なんだけど・・・

 

だからこそ、前向きに立ち向かってみると、単なる苦痛ではない、また違った幸せを感じる瞬間なんだよね。

 

ママの気持ちの持ち方だけで、怖さは消え、楽しむ、幸せをかみしめる時間になっていくものだな~と思います。

 

これから出産を控えているママ、その時にしか感じることができない幸せな時間を噛みしめて楽しんでくださいね。