春の子どもたち、一日の間に大人にも赤ちゃんにも

我が家の子どもたちは春になると体調を崩したり
グズリが続いたり、なんだかいろいろな事が起きます。

うちの子にとって「春は緊張と不安の季節」。
そして「期待の季節」でもあります。

新しい環境に早めに反応するタイプの家の子どもたちは
3月~5月が体調を崩したり、グズグズする季節です。

なので一日の間に
「幼稚園児なの?」と思えるくらいに大人っぽく、
決意を語ったり先に先にと相手を思いやって行動でき
思わず感心する時間もあれば
同じく
「幼稚園児なの?」と思えるくらい
赤ちゃんになり私から離れず、いろいろなできることを
「やってやって」と甘えたり泣いたりします。

同じ人物とは思えないくらい、行動も中身も
波があります。

今の時期、うちの子どもたちの赤ちゃん返りに
取り除くべき原因なんてないんです。
ただ、漠然と落ち着かないだけ。

赤ちゃんになってしまったとき、
そんな時は
「今日だけ特別にいいよ」と言います。

これから毎日靴下をはかせてあげたり、
カレーをスプーンで食べさせてあげることはしません。
いつも決まった時間にやることをやらなかったりします。
でも「今日は特別にいいよ」と。

その「今日だけ特別」が1週間毎日続くこともありますが
毎回「今日だけ、特別ね~」と言います。

少し成長した子どもたちは
「ちょっと恥ずかしい」という気持ちも内心持っていて
完全に赤ちゃん扱いされるのも嫌がるんです。

なので、普段はお姉ちゃん、お兄ちゃんだけど
「今日だけ特別に」
ちょっと赤ちゃんに戻っているようです(笑)

そして心配しなくても、
ある期間をすぎて環境に慣れたら自然と
「今日だけ特別」をしなくてもよくなっていきます。

きっとお子さんによって、我慢強いタイプだったらその時期が
夏頃出たり、年少さんは全然大丈夫だったけど年中で始まったり
いろいろだと思います。

もし、とてもしっかりしている子が春に入園して
いきなり「うちの子どうしちゃったの?」という位
赤ちゃん返りしても、心配しないでくださいね。

子どもたちも、そして親だって
春は不安と期待の季節。
お互いに大目にみて、お花や鳥を見て、ゆっくり過ごしましょう♪

春は公園が楽しい季節 公園でのお付き合いあれこれ

少し暖かい日が増えてきました。
三寒四温で春の訪れを感じます。
春になると公園遊びが楽しい季節です。
また、今年公園デビューする親子もいるのではないでしょうか?

公園で遊んでいると、初めて会った親子との出会いがあったりします。
特に低年齢だとお砂場で一緒に遊んだりすることも多いのではないでしょうか?
初めて会った親子とのお付き合いで
私が注意しているポイントです。

①一緒に遊ばなくてもまずは笑顔で挨拶

特に低年齢の子を連れている場合、遊具の順番をなかなか守れなかったり
お友達が持ってきた遊具の貸りたいと言ったり・・・
あるあるですよね。
1歳児2歳児は特に親のコントロールも難しい月齢です。

何かはじまる前にまずは近いエリアに親子がいたら軽く「こんにちわ」と
声をかけています。

また近い公園だと何度も会う可能性も高いので
挨拶は大切ですね。

②初めて親子と遊具の貸し借り

基本的には自分もお砂場セットを必ず持って行っていました。
お砂場セットと言っても、空いたプリンのカップやトレー、
使い捨てスプーンなどコンパクトなものです。

やはり、他の子が道具を使って遊んでいるのをみたら
興味を持って当たり前です。

また他の子と一緒に遊んだりコミュニケーションをとるのも
とても大切な事だと思います。

知らない子が勝手に使っていたり…なんて事は良くあると思います。
お名前をしっかり書いて、快く貸してあげましょう。

自分の子どもが嫌がる場合は
「これだったら貸してもいい?」と聞いてあげると良いかも
しれませんね。

また、他の子の持ってきたオモチャを自分の子が借りたいと
言う場合は、まずは「これはお友達のだよ」と教えてあげて
勝手に使い始めてしまった時は
相手の親に「借りてもいいでしょうか?」と必ず声をかけましょう。
終わったら親子で「ありがとう」もわすれずに!

また、自分たちの持ってきたオモチャを勝手に使われていて
自分の子どもが遊べない時もあります。
そんな時は「これ使いたいから返して~」って言ってごらん?」と自分の子どもに
なるべく言わせるようにしていました。
自分の子が言うのが難しい場合も隣に並んで
自分でいうお手伝いをしてあげていました。
基本的にはこういったやりとりが始まると、相手のお母さんが
行動してくれることが多いと思います。
返してくれたら親子両方に「ありがとう」と言えると気持ちいいですね。

③勝手にお菓子やジュースを食べさせない

お友達付き合いがはじまると
アレルギーの有無もお互いに知っていくことになり
気遣いができますが、
初めて会う子には絶対にお菓子やジューㇲを勝手にあげないように
しています。
それが小学生で「ほしい」と言ってきてもです。
厳しく感じるかもしれませんが、
これは徹底しています。

こういったトラブル以外でもみんなのいる場所でおやつを
はじめると他の子たちも食べたくなって当たり前ですので
お菓子や休憩は少し遊具から離れた場所があれば
離れたり人が少なくなった時間帯になったら食べるように
しています。

自己流 子どもを育てる「あいうえお」

子どもをしっかり褒めてあげる事が大切だとよく言われていますね。
私も夫もあまり褒められずに育ったので、
自分の子どもはたっぷり褒めてあげたいと思っています。

しかしながら、子供が成長するにつれて
以前とは考えが変わってきました。

よく子どもを育てる「あいうえお」で接しましょう
なんて言われる有名な言葉があります。

あ ありがとう
い 良い子 
う うまいね 
え 偉い
お お利巧さん

言われたら嬉しいような素敵な言葉たちです。
特に乳幼児、イヤイヤ期などは毎日怒りたくなる事ばかりなので
こういった言葉を意識的にかける事ってとても大切だったのかな
と思います。
(でも なかなかできず、イヤイヤ期は怒ってばかりいた気もします・・・)

子供が少し成長してからは
この「あいうえお」を少しバージョンアップさせました

あ ありがとう
い いいね! いてくれるだけで嬉しい
う 嬉しい
え 笑顔がとってもスキだな~・エネルギーがすごい
お 教えて~!

良い子や偉いおりこうさんという言葉よりも
褒めてほしい事をもっと話してもらうように心がけています。

「出来たよ~」「みて~」と成果物を見ってきたら
「どうやってこんな素敵なの作ったの~?」
「ここはどうなってるの?教えて」

など

できた→褒める
よりも
できた→興味を持って聞く、会話を膨らませる

ように心がけています。

特に
「エネルギーは凄い・・・」
家をめちゃくちゃにしながら工作してるときなどに便利です(笑)

みなさんの家庭で心がけているような言葉はありますか?
もし、まっさきにマイナスな表現がでてきてしまうときは
こんなあいうえおを作ってみるのもひとつかもしれませんね~

知っているママ友の悪口が始まったらどうする?

怖いと思われがちなママ友の世界ですが
私はたくさん助けられてきました。
たしかにこの8年近くの間にママ友トラブルが全くなかった
わけではありません。
でも基本的にはママ友はありがたい存在です。

ママ同士で集まると楽しい話や子供の悩み、お金、旦那さんとの事など
いろいろな話に花が咲きます。
でもちょっと困るのが「知っている友達の悪口」ではないでしょうか?

知らない誰かの愚痴は
「ひどいね」「大変だね」と相槌をうってすみますが
共通の友達の場合どう返事をしていいのか困りますね。

特に数人のグループでこういった誰かの悪口に進んでいってしまうと
特にその内容に同意していなくても
同意したことになってしまう可能性がありますし、
トラブルが実際に起こってしまっている場合は
同意してくれない事に対して寂しい気持ちにさせてしまう場合もあります。

私が使うのは「大変だったね」とか「嫌な思いをしたね」と
労った後
「機嫌が悪かったんだね」
「忙しくて余裕がないのかな」
などと
「たまたま起こった事」である方向にもっていきます。

また最近多いSNS上のトラブルは
「SNSだとすれ違いが起こりやすいよね」などど言ってフォローします。

「私も〇〇さん苦手」とか
「こんな態度を取られた事がある!」などと話を深めていってしまうと
後戻りできなくなってしまいますね。

特に機嫌が悪かったり、SNSのすれ違い勘違いは
実際にとても多いので
お互いに一呼吸おいてみると解決することも多いと思います。

愚痴ってみると冷静になって落ち着くことも多いので
愚痴は聞いてあげることも大切だと思いますが
一緒になって相手を責めないように気を付けたいですね。

子供だけで遊びに来た時に預かった子を叱る?

幼稚園も年中・年長、小学生になってくると徐々に
「子供だけ預かって遊ぶ」事が増えてきます。
また自分の子をお友達の家に預けて遊ばせてもらう事も出てくるでしょう。

実際に、我が家も子供だけで遊びに来てもらう事が増えてきましたが
その方が気楽な事も。
親も一緒に来てもらう時は家を片付けなきゃ、お茶菓子を用意しなきゃと
気になりますが子供だけなら安全だけ注意して、
その間家事をしたりもできます。

でも子どもだけで遊んでいるとヒートアップしてうるさくなってきたり、
戸棚をあけたりや寝室に勝手に入られたり
されたらいやな事が始まってしまう事もあります。

預かっている子ってなかなか叱りにくいと聞きますが
私は普通に叱ります。
でも叱る前に「遊びのルール」を自分たちの子供とお友達の子供に
約束しておきます。

・冷蔵庫を勝手にあけて何か食べたりしない
・何か飲んだり食べたりするときは一声かける
・遊びながらおやつを食べない
・入って欲しくない部屋、あけてほしくない場所
など先に約束しておきます。

それでもその子が約束を守らないようなら
「それは約束したよね?」と声をかけて叱ります。

お友達のお母さんに怒られると心に残るのか
その後も繰り返しすることってほとんどありません。

一度3人の子が家に遊びに来た時に
そのうちの1人が勝手に戸棚をあけて中に入っているお菓子を食べていました。
かなり驚いたのですが、
きちんと叱りましたよ。

困った子だなあで済ませていると
次に来た時も嫌な思いをすることになると思うので
きちんと我が家のルールを守って遊んでもらっています。

そして自分の子にも同じです。
上記のようなルールに加え、「おじゃまします」「いただきます」
「トイレを借ります」などの挨拶はしてと約束していますが
テンションが上がって忘れてしまい迷惑をかける事もあると思います。

「何か迷惑をかけたら遠慮なく叱ってね」
帰ってきたら
「遊んでくれてありがとう、何か迷惑はかけなかった?」
連絡をいれるようにしています。

連絡先を知らないはじめてのお家の場合は
行きか帰りに伺って挨拶します。

お家のルールはそれぞれなので
自分の家ではOKな範囲の事も他のお家ではダメな場合もあります。
そのお家で遊ぶ場合はそのお家のルールに従ってねと
お話しています。

今日より幼い日はない子どもたち

先日ママ友たちとこんな話をしていました。

一日でいいから、赤ちゃんだった時の子どもたちにもう一度
会って抱っこして思いっきり
遊びたい
そうすればあの時よりも楽しめるのに

こんな叶わない願いの話に花が咲きました。
今みんなの子どもは4~6歳で
年齢で言えばまだまだ子どもです。
それでもあの嵐みたいな日々は過ぎて、皆それぞれ少し落ち着いて向かい合うことが
できるようになってきました。

そんな時に思うことは
「もう一度赤ちゃんだった時の子どもとゆっくり時間を過ごしたいな」
「今の自分だったらもう少し上手に向き合えるのに」

後悔も少し入り混じって、赤ちゃんの育児を懐かしむのは
どうやら私だけではなかったようです。

アルバムをめくっていても、
「ああ、もう一度あのふにゃふにゃでムチムチな体を
抱っこしたいな」
と思わずにはいられません。
抱っこするとホカホカと温かい体温を思い出さずにはいられません。
あの、ちょっと酸っぱいような乳酸の香りを思い出さずにはいられません。

当時はもう、抱っこに疲れ果てて
「子どもを抱っこもおんぶもせず、自由になりたい!」
「30分でもいいから離れて居たい」
「早く色々理解できるまで大きくなってほしい」
と思っていたのに。

今思い返せば2歳や3歳の頃はたくさん叱っていたような気がします。
現在6歳の娘を見て
「あんなに叱らなくて良かったな」
「ちゃんとできるわけないよなあ」と思うのです。

あの頃、どれだけ叱ってもできなかった事たち
ちゃんとその後できるように成長しているんですから…

今はただ無邪気に泣いたり走り回る2歳児3歳児を見ると可愛くて
しかたがないのですが、当時はそんな気持ちにはなれませんでした。

もし、願いがかなうなら
新生児から半年ごと位に成長した子どもたちと会って遊びたい。
当時の私が一人になりたいと願った30分、今の私に代わって欲しい。
叶うわけはありませんが…

でも
「今日より若い日はない」という言葉があるように
子どもたちだって
「今日より幼い日はない」んですよね。

赤ちゃんだった日々はもう戻ってこないけど、
同じように園児だった日々も小学生の日々も
もう戻って来ないと思うと
「懐かしんでいる場合じゃない!」と思い直しました。

少し余裕が出てきた今だからこそ、
子どもと十分向き合って
一日一日を大切に過ごさなきゃいけないなと。

だから最近の私は…
なんだか2歳時3歳児の時よりも子どもたちに甘い気がします。
体格的にもう抱っこできなくなるまで抱っこさせてもらおうと
思います。

きっと十分に向き合っても、いざ成長すると
昔を懐かしむものなんだと思いますが
「今日より幼い日はない」子どもたち
「今日より若い日はない」私。
後悔しないように、HAPPYに過ごしたいものです。

入園グッズ無理してでも手作りする?

先日今年入園のママとお話ししていたら
「入園グッズの事で頭がいっぱい。気が重い」という
声を聞きました。
そのママは全部手作りで作るつもりで布も準備しているようなのですが、
日中は子供がいるので集中してやることができず、
夜は寝てから布団を抜け出すと
すぐに起きてきてしまうとう悩みでした。

本当によくわかります・・・。
とても懐かしい気持ちになりました。

同じ月齢のママが「できました~」とハンドメイド作品をSNSにアップすると
「いつ作ってるの??」と不思議になったものです。
家は昼寝もすごく短い「寝ない子」だったので
子供が小さいときって本当にあまり余裕がありませんでした。

一人遊びが上手にできたり、よく寝てくれる子じゃないと
入園前の手作りグッズってスキルうんぬんの前に
「時間を作ること」が結構難しいと私は思います。
当時を振り返ると、私も「楽しさ半分・進められないイライラ半分」といった所でした。

基本は夜なべでしたが
夜なべもいざ始めると起きてきて・・・という事の繰り返しでした。
特にミシンは音がするので縫い始めるとすぐに起きてきて
ミシンも片せないまま布団に連れていかれる・・・
なんて事もよくありました。

それでも「手作りしたい!」という気持ちは当時の私にとっては
大切なものでしたが、それは裁縫やものを作るのが好きな方で
どんなデザインにするか考えるとワクワクしていたからです。

もしそういったものが苦手だったり、特に好きじゃない場合
私はオーダーや既製品の購入で良いと思います。
むしろ寝ない子供にイライラして叱りつけるんだったら
余裕をお金で買う事は良い事だと思います。
「ママの手作りじゃなきゃ嫌だ~!」と子供に言われたら別ですが
多くは親の自己満足だと思います。

私も入園当時は全部手作りで揃えていたのですが、
なんと!娘は「ピンク大好き期」「当時好きだったキャラクター」をあっさり卒業してしまい私が夜なべして作ったシリーズは
娘のお気に入りではなくなってしまいました。

こんな事もあるんだんなあと
肩の力が抜けたものです。

息子の時は「長く使えそうな柄にしよう!」
当時大好きだったディズニーキャラクターのワッペンとオシャレな布で
作ってすごく気に入ってくれてたのですが
これまた最近「これは赤ちゃんっぽい。ドラゴンボールとかマインクラフトに
してほしい」などと言い始め・・・

そうです・・・。
こんな感じでした。
「長く気に入ってほしい」のは親の想いで。
もちろん子供たちもちゃんと使ってくれるのですが、
何気ない一言が母を傷つけたのです。(笑)
お子さんの性格にもよりますよね!
本当に十何年入園時のグッズを使ってくれるというお話も聞きます。

それからというもの、我が家は混合タイプ。
時間に余裕がある時は「私の趣味として」作りますが
ハンドメイド品や既製品で気に入ったものがあれば購入し更新したり
しています。
また子供の身長に合わせたサイズ感は大切にしていて
サイズが合わないものは手作りしています。

入園して子どもが一人で遊べるようになってから
練習したり趣味で始めてもいいと思うし
全部オーダーでも全部既製品でも良いと思います。
過不足なく一式準備してあげることが大切だと思うので。

一部園によっては「必ず母親の手作りで」と指定してくる
所もあるそうですが、入園前にどれだけ追い詰めるのか・・・と思います。
これから先、丈詰めやゼッケンつけなど
裁縫が全くできないと少し困るところも出てくるとは思いますが
入園前にミシンや裁縫ができるようになる必要は
特に感じませんし、
個人的には全部母親の手作りである必要はないと思っています。

やり始めると結構楽しかったり、その後ハンドメイドが趣味に
なったりゆくゆくはハンドメイドが収入源になったりすることもあると思うので
楽しい気持ちで向かい合ってほしいし、気持ちに余裕がある時の
スタートで良いのではないかと思います。

先回り育児?後になってから気が付くこと

一人目を出産して一年に一度実家に帰ると
よく母親から「気にしすぎだよ」
「そんなに気にしてたら子供だって気がやすまらないよ」なんて
言われてムカムカ腹が立っていました。

そりゃあ何もわからない所からスタートする育児。
もちろん母親教室などで習ったこともありますが
すべて思い通りに行きません。
「うちの子って他の子と違うのかも?」と不安になり
ネットで調べるなんてことをよくやっていました。

今考えれば
「うちの子って他の子と違う」のは当たり前なんですが
例えば全く寝ない日が続くと
「他のみんなはだいたい3時間くらいは寝てくれるという」
何か病気なんじゃないかとか、私の何が悪いんだろうと
不安になったり腹が立つばかりでした。

こういった
「子供の平均値」みたいな情報には
1人目がある程度大きくなるまで不安になり悩まされていた気がします。

逆に2人目は体格が平均値から大きく外れていることで
病気がわかったので
平均値というか記録をつけることはある程度必要かなと
思っていますが
この不安だった時期の私の育児も不安そのものでした。

いわゆる「先回り育児」とでもいいましょうか。
子供が集中して一人で遊び始めても
(こんな時って自分が何かをするチャンスなのに)
目が離せなくて隣にいて言葉をかけたりする事が続きました。

今は子供が集中しているときに
声をかけるのって勿体なかったなと思っています。

例えば
一生懸命何かを触って確認して集中しているときに
「楽しい?」「それはなんだろうね?」なんて
声をかけることを
逆に心がけていました。

この辺のコミュニケーションを取る事と見守るバランス
私にはうまくできませんでした。

2人目は1人目に比べてバタバタ忙しく
隣でじいっと見守るなんてことが物理的にできなかったために
ハッと気が付くと「ずいぶん集中して遊んでいたんだなあ」なんて
感心したりしていました。

もし今だったら
子供が何に集中して遊んでいるときは
後ろから声をかけたりしないと思います。
(イタズラである可能性も高いのですが・・・)

私には弟がいるのですが
弟が何か集中しているときにちゃちゃを入れようとすると
母に
「今は自分の世界で一生懸命遊んで考えてるから、ひとりにしてあげてね」
と言われていました。
それって大切な事だったんじゃないかなあと今は思います。

でもその当時は出来なかったんだからもう仕方ない事なのですが
子供が入学して大きくなった今でも
そこは心がけています。

何かに集中している時は大きなケガにつながる事以外は
先回りして声をかけない。

先日も子供たちがお裁縫をしていて針で指を刺しましたが
「針で刺すからやめないさい」「まだやるのは早いよ」と先回りするのは簡単で
そういってあげれば針を刺して血が出ることは事前に防げるのですが
血がでて痛いなあと思う事も大切な経験なんじゃないかと思っています。

これから先変わっていくかもしれませんが
今はこんな所に落ち着いています。

節分の機会に♪子どもが自分で変えたい所、変えなくて良いところは?

もうすぐ節分ですね。
我が家ではまだ子どもがいなかった時に、夫婦でバタバタしすぎて豆まきせずに終わった
事がありました。大人だけだし・・・なんて。
その後(たまたま)とにかく厄が降りかかってきて
翌年に「やっぱりちゃんと豆まきするとスッキリするなー」って夫婦で実感したことが
ありました。以来、好きな季節イベントの一つです。

もともと節分は平安時代の大晦日にあたり、本来は旧年の厄を落とす意味だったそうです。
現代では1ヶ月ちょっとズレているのですが、
ちょうど2月って新年から1ヶ月経って、新年に掲げた目標がうまくいってなかったり
新しいことが始まったりして疲れが溜まっているのかななんて思います。
一度切り替えるのに良いタイミングですよね。

所で、我が家では豆をまく時に
「自分の中の鬼」を追い出すつもりで巻いています。
「イライラ鬼」だったり「ネガティブ鬼」だったり
自分にとって良くない方向へ招く自分の癖のようなものです。

子どもたちにも
「どんな鬼を追い出したい?」と聞いたところ
息子が「泣き虫鬼!」と即答しました。

確かに息子は泣き虫です。

「そっか、じゃあ豆まきで泣き虫鬼追い出そうね~」と言ったら
「あっ!ちょっと待って」と息子。

「映画とか絵本見て泣く鬼だけはまだお腹にいてて欲しい」と。

息子は映画が好きで良く一緒に見に行くのですが、
感動的なシーンを見ると、滝の涙を流します。
絵本なんかでも、感動的なものは泣きすぎて逆に寝かしつけにならないことも(笑)

以前、息子が
「なんでこんなに映画で泣いちゃうんだろう・・・周りの子誰も泣いてないのに」
と恥ずかしがっていたので
「考える力があって、映画の中の人の気持ちが良くわかるからだよ、
ずっとそのままで良いんだよ」
言ったことがありました。
それを覚えてくれていたのかもしれません。

「そっか、そうだね。じゃあどんな泣き虫鬼を追い出すの?」
聞いたら
「お着替えがうまくいかなかったり、字が上手にかけない時に
泣き始めるのやだ~」と。

自分でも嫌だなあと思っていたんだなと、
子どもって私が思うよりも感じているなと思った会話の1シーンでした。

ちなみに
「お着替えがうまくいかなかったり、字がうまく書けない時に
泣かないコツ、教えてあげるね。
ゆーーーーっくり息を吸い込んで、お腹に空気を入れてちょっと落ち着くんだよ」
とアドバイスしておきました。

今年の豆まきも楽しみです♪

噂の「8秒抱っこ」の効果は?(ほぼ)毎日実践中♪

みなさんは「8秒抱っこ」ってご存知ですか?
子どもが抱っこに満足する最短時間が「8秒」とのことで
たった8秒でもぎゅう~と思いっきり子どもを抱きしめてあげることで
親子の絆が深まるというものです。

乳幼児期は抱っこ星人(おんぶ星人)だった子どもたち。
正直なところ「少しで良いから離れてほしい」といつも思っていました。

でも少し大きくなって入園すると
今度はまた新たな悩みが出てきます。
空気を読んで我慢することができるようになってきた子どもたち。

親としてはありがたい事がほとんどなのですが
今度は「寂しい」「もっと甘えたい」
なんていうSOSに気づきにくくなっているのも事実です。

「あ、そういえばたくさんお話したけど一回も抱っこしていないな」
という日が増えてきました。
乳幼児期には想像もできなかった事です。

そんな時、園からのお便りで知った「8秒抱っこ」
8秒というのは「8秒でなければダメ」というわけではなく
「たった8秒でいいから」という意味合いだと思います。
それより長くてももちろん満足感を得られると思いますが、
長すぎると今度は毎日続けるのがお互いに負担になってくるのかもしれません。

そういう意味で「8秒」ってとっても絶妙な時間で、
片手間ではできないので、一度何かの作業を中断して
抱っこだけに専念する必要がありますが
「作業が中断されてイライラする」ほど長くはありません。

大人でいうとちょうど深呼吸1回分くらいの長さらしく
大人も子どもを抱っこすることでリラックスしたり
気分転換になるみたいです。

私は「毎日これをやる」。
と日課を決めるのが苦手で
やったほうがいいとエビデンスがあったとしても
「毎日しなきゃ」と思うととても嫌になってしまいます。

ですが、珍しく「8秒抱っこ」は続いています!

なぜならば、子どもが毎日催促してくれるからです!

1日1ページひらがなワークをやろう!
なんて決めても、たぶんうちの子たちは
「今日はワーク忘れてるよ」なんて催促してきません。
恥ずかしながら親子で忘れてしまうタイプです。
とにかく気持ちよくて、「8秒抱っこ」が好きだから
忘れずに催促してくれているのがわかります。

効果のほどは・・・?
「賢くなった!」とか「やさしくなった!」とか
「落ち着いている!」
など目に見えてすごい変化があるわけではありません。
落ち着きはないですし、兄弟ケンカだってします。

でも、「8秒抱っこ」をねだりにきてくれる子どもたちは
たまらなく愛おしく、「8秒」では物足りないとおもう位
抱っこしていたくなります。

ですので、子どもの変化
よりも
私の変化
の方が大きかったような気がします。

特に上のお姉ちゃんは私がバタバタしていれば
我儘をいったりすることはありません。
でも、うっかりずっとバタバタしてしまい
お姉ちゃんが甘えられる時間を最近作ってあげられていませんでした。

「聞き分けの良い子ほど大変」
と言うのは最近感じつつあります。

私が娘の聞き分けの良さに甘えてしまう事が多々あり
「お姉ちゃんもまだ6歳なんだよなあ」と反省することも。

そんな日々の課題を解消できたような気がします。

そしてひとつ、兄弟の性格のちがいでとても面白い事を発見♪

上の娘は「先に〇〇(弟)くんから抱っこしていいよ」と
弟に先に抱っこするように譲ります。
息子はすぐに「じゃあ先にやるー♪」と抱っこしてきます。

娘に「〇〇(娘)ちゃんが先にやっていいんだよ?」というと
「だってもったいないんだもん~」と言うんです。

ショートケーキのイチゴを先に食べるか後に食べるかと同じです。
ケーキのイチゴのように
私との抱っこを楽しみにしていてくれるという事は
とても嬉しいです♪

【なんおこ】「私がなんで怒ってるかわかる?」は時間の無駄


「私がなんで怒ってるかわかる?」
いう痴話喧嘩あるあるシーン。
女性が男性に怒る場面として話題になっていますが、別に男女関係なく
こういう事は起こります。
そして男女間だけではなく、子育てでも上司と部下でも起こり得る事です。

みなさんは夫や子供に対して言ったことはありますか?

もし無くても
「私は怒ってるぞ!」というオーラを精一杯出して

「何か怒ってる?」
「何か悪い事言ったかな?」という言葉待ちの事ってありませんか?

私もまだ新婚時代、
これをよくやっていました。
そして
「気が付かない方がおかしい」と当たり前に思っていました。
「わかるようになってほしい」などというトンデモ勘違いもありました。

自分の行動や言動、振り返ればわかるよね?
ついこの前にも約束したよね?
わかってるなら一声かけるのが普通だよね?

結局、以前書いた通り
その後私たち夫婦は離婚への道を歩んでいくのですが
色々な切欠もあって再度やり直すことになります。

やり直す上で
「なんおこ」はお互いに完全封印しました。

今は百害あって一利なし、位に無意味な事だと思っています。
それは怒る側も怒られる側も一緒です。

時間の無駄
エネルギーの無駄
余計なすれ違いや怒りを産す

もし「なんおこ」クイズに運よく正解しても
結局は怒り始めるのです。
「正解したから許す」なんて事はありえないんです。

やっぱり不正解なら「はずれた」事に対しての怒りが増しますし
言わないことで相手のイライラや悲しさを生み出すことになります。

私たちはもし何かの行動や言動で腹が立ったら
即座に言います。
場面上言えない時でも言えるタイミングですぐに言います。

「今の言い方〇〇って所が悲しかったな」とか
「今は〇〇してほしいと思ってる」とか

なるべく具体的に言うようにしています。

そうするとほとんどが些細な勘違いやすれ違いで
結構くだならい事だったりします。
相手に悪気がないことがほとんどです。

でもそのすれ違いも積み重なっていくと修正できないほど大きな溝に
なってしまう事を知っています。

日頃そうしていても大きな喧嘩に発展することも稀にあるのですが、
仲直りのための喧嘩で
相手の気持ちをを知るためにしていると思えば
何てことありません。

もちろん、夫だって私に
「今の言い方腹立つな~」など即座に言ってきます。
私もすぐに謝ります。
そうすれば1分で終わることです。
そして次回から気を付けます。
もし何度言っても直らない場合は違うアプローチが必要な事なんだと思います。

一方で「なんおこ」クイズを出題していたら
1時間も2時間も、長引けば日をまたいでしまうんですから。

これは特に子供に対してはしないように心がけています。
そうしないと
「怒っている」と「疲れている」「元気がない」などの区別が
つきにくくなってしまうからです。
怒ってるときは「ママは〇〇してるから怒ってるんだよ」と常に表明することで
しなくていい場面で顔色を窺ってビクビクする事も少なく
なってくるのではないかと思います。

「なんおこ」クイズは無意味です。
するなら
何で嬉しそうにしてるかわかる?
の「なんうれ」クイズにしてみたら、みんなが楽しくなるかもしれませんね。

【宿題】「どこが苦手?」から「どこが得意?に」聞き方を変えてみた

今年小学生になった娘も毎日宿題と格闘しています。
私が想像していたよりもずっと多く、
時間がかかる娘は宿題をやっているともう夕方になってしまいます。
日が早くなり、宿題が終わったころにはもう外で遊べない・・・
そんな日々が続いていました。

宿題に加えて自主学習ノートも始まって
ますます大変に・・・
きっと慣れれば早くこなせるのでしょうが、今はそんな状態ではありません。
親としてはモチベーションを保つのが精一杯です。

自主学習ノートで何を勉強したいかという時に
決まりで予習は不可になっています。
そうすると復習になってきます。
最初は「どこか苦手なところはある?」と聞いてました。

すると「3つの数字の引き算が苦手」
言うので
よくその復習をしていました。

しかしテストになると今までできていたところをたくさんケアレスミスを
しています。

「私って引き算苦手だもん」と良く言うようになりました。

苦手を克服するための復習でしたが
きっとそれが良い風に身についていないんだなと感じていました。
宿題で数をこなしていても「自信」につながっていないので
パニックになるようです。

なのでいわゆるサンドイッチ法を取り入れることにしました。
まずは「何が得意?」と聞いて得意な事をメインで復習して
途中に引き算を少しだけ入れるようにしました。

今まで本当にイヤイヤ仕方なくやっていた自主学習も
「得意な事をやろう」と方法を変えてからずいぶんとやる気がでてきました。

この方法を続けて、今までミスを連発していたテストにも自信を持てるように
なってきたので
「引き算も得意になってきたね!」と繰り返し言ってあげるようにしました。
この方法の方が合っていたようです。

イヤイヤ仕方なくやっても実力にならないと私は思っています。
でも宿題はこなさないといけないので特に一年生のうちは親も子供も大変です。

もっと外で遊んだり手芸や絵を描いたり好きな時間を
たっぷりとってあげたいのですが
私もまだうまく時間の使い方を提案できてません。

色々な事に興味を持って、毎日少しづつステップアップしていくことに
喜びを見出してもらえたら良いなと思います。