【コラム】子どもが目的を達成しつつも手段を間違えたとき…

先日、我が家でとっても愉快な事件が起きたので紹介しますね。
男の子が大好きな昆虫ネタです。

先日、長男と次男が昆虫のガチャガチャをやりました。

長男は念願の「ヘラクレスオオカブト」が出て大喜び。

次男はよくわかっていないながらも「ノコギリクワガタ」が出てこちらも大喜び。

翌日、長男がこの「ヘラクレスオオカブト」をもって公園で遊ぶと言い張る!!

私「ツノとか足とかなくなっちゃうからママが持っててああげようか?」と伝えてみる。

長男「いい!!なくさないから、持っていく。」と持って走り出そうとするので…

私「失くしても知らないからね~」と一応伝える。

長男「失くさないもん!!」と言いながら走って遊びだす!!

私、失くしてきたら面白いなーっと心の中で思いながらそのまま放置する。

長女が下校時間になるので、「帰るよ~」というと何だか様子のおかしい長男!!

私、「お!!やってくれたなーーー!!まんまと失くしてくれたな!(^^)!」と何だか予想通りの展開に面白くなり近づいてみる。

どうしたのー?!と聞いてみると、「ヘラクレスの足が~~~~」っと半泣き状態の長男!!

私、シメシメとしか思わない!!(笑)よくぞやってくれた!!これでわかったか!!(笑)

まだ帰らない~!!足を探す!!足が見つかるまで帰らないーーー!!っと大騒ぎの長男。

お姉ちゃん帰ってくるから帰らないとだめだよ…明日また探せば?!と言って、大泣きの長男を連れて帰宅!!

翌朝、家で事件が起きる…!!

な、、、、なんと~、次男の「ノコギリクワガタ」の足が1本なくなっていて、1本折れているではないかーーー!!

犯人は…もちろん長男!!

な、、、、なんと~、長男の「ヘラクレスオオカブト」の足が揃っているではないかーーー!!

いやぁ、面白い!!けど・・・ここはきちんとお話しするところ。。。と笑いを堪えて幼稚園登園前の長男を呼び出す!!

「ノコギリクワガタ」の足がないんだけど、知らない?

「知らない~!!」

「ホントに知らない?嘘つく子、ママは大嫌いだよ?」

「知ってる…俺がやった…」とニヤニヤ笑いながら答えてきた長男…

全く怒っていなかった…むしろその状況を楽しんでいたはずの私…ヘラヘラしてる長男の姿に怒りは頂点へ!!!!!

足をとったことよりも何よりも、、、悪い事をしたことを自覚していてヘラヘラしてるのが本当に許せず…

感情を押しつぶしながら冷静に?!なれてたかな…(笑)
「同じことされたらどぅ?」「ヘラクレスオオカブト」の足とられたらどんな気持ち?という話をしてみる…「嫌だ!」

いや、彼は「嫌だ!」と口では言っていても、本当にわかってないな…と思ったその時・・・

旦那が「ノコギリクワガタ」と「ヘラクレスオオカブト」を没収。。。

長男が奪い取った足1本と間違って折ってしまった足1本、計2本の足を「ヘラクレスオオカブト」からとると、「ノコギリクワガタ」へ移植!!(笑)


結局、1本の足を失くしたはずの「ヘラクレスオオカブト」は2本の足を失うこととなり…ここでやっと本当の「嫌だ!」に移り変わった長男は1時間以上大号泣して登園していきました!!(笑)

確かに長男の目的は達成されているんだけどね~!!いやぁ、よくぞ色々考えてみたね!!

でもその手段を間違えている…ということを子供にきちんと伝えることって難しいな~と思った面白い出来事でした!!

【コラム】幼児教育について色々な立場の方々と意見交換してみて

昨日はとっても有意義な意見交換の場に参加させて頂きました。

幼稚園の理事長先生をはじめ、元小学校の教師の方、市役所の方、現役ママたち、現役パパに保育関係者、お子さまがもう大きくなられた先輩ママたち(*’ω’*)💛

私はこういう場でいつもとる無意識の行動がある。。。

参加者の皆さんの表情を見ながら、どんな意見をお持ちで、そして発言するのかどうなのか?!を観察するのが大好き!!

意見をするより、意見を聞くより、その人がその意見をどんな感情で聞き、どんな感情になっているのか観察すると、耳から入ってくる言葉以上に本心の部分を理解できる感じがするのである。

心に残った言葉…

幼稚園選びについて、どうやって選んだらよいのか?!という現役ママたちからの質問に対し…

「親が何を望み、その望むものを提供している幼稚園を選べばよい」という幼稚園の理事長先生のお言葉!!

子どもを幼稚園に通わせ、卒園させ、今後も幼稚園選びがある私にとってはとっても納得だし当たり前!!だけど、きっと初めてのママはその感覚すらないことを知り、新鮮さを感じたのです。

保育園の先生に対し、「子どもが人質」という感覚を持ち、何かあっても強く言えなかったという辛い過去をお持ちのママの言葉…目には涙が浮かんでいたような気もする…

この言葉を聞き、唖然とする保育関係者…。それは保育に携わるものとしては…

と納得のいかないご様子!!

うん、当たり前の反応。。。

幼稚園の先生も保育園の先生も人間だし、好き嫌いがあるのも当たり前。
その先生方にどう接することで、我が子をいかに良く見てもらうかも親の役目!!
と思っている私からすると…親がもっとうまく立ち回れば良いのでは…と思ってしまうが、それも個人の感覚の差である。

もっと言ってしまえば、親の前でいい顔している先生が本当に良い先生か?!という話になる。親の前だけいい顔していても実際に子どもたちと向き合っている本当の姿をきちんと見なければ、本来の姿は見えてこないということ。

だからこそ、きちんと説明ができない年齢の子どもを預ける場合には、先生と親との信頼関係が一番大事であること…それをもっと親も理解して行動するべきだなーと思う。

先生方の教育的な質を上げるべきという意見

教育よりももっと根本的な子どもと向き合う姿勢や資質、能力を上げるべきという意見

どれだけ保育施設で優秀な教育を行ったとしても、家庭の親の心が不安定では何もならない。親の心の安定が一番大事という意見

私はどれもすごく大事で、どちらも必要なことで、すべてのバランスだと思う。特に小学校入学前ともなれば、親が幼稚園や保育園へ求めるものは変わってくる。

小学校に上がると、各園の特色が一気に表に現れる。そして、デキル子とデキない子に分けられる。

〇〇幼稚園、〇〇保育園の子たちは勉強ができる

〇〇幼稚園、〇〇保育園の子たちは運動ができる

〇〇幼稚園、〇〇保育園の子たちは座っていられない

など、小学校では当たり前のように言われ、どこ出身であるかを保護者も見るようになる。。。

これが現実!!

だからこそ、親が納得して、納得するまで保育施設と意見交換を重ね、全力で取り組まなけれいけない時期が幼児教育であり、もっともっと子どもと向き合って、体当たりの育児をしてほしいな~!!と思うのです。