自分の育児に迷った時、ここだけしっかりと見ておけばいい【恩師の言葉】

掲載日:2017年02月11日

みなさんは自分の育児に迷ったことはありますか?
私は今はそれほどでも無いのですが
一人目の育児はとても迷って、不安だった気がします。

自分の経験ももちろんありませんでしたが、
家庭環境もあまり良くなく、
さらには娘もよく泣き、眠らない子だったので
「自分のせいでよく泣くのではないか」
「自分の育児が間違っているから眠らないのではないか」
「このまま私に育てられて、娘は幸せになれるのか」
なんてよく不安になっていました。

もちろん今でも思わないことはないのですが
昔ほど色々気にしなくなってきました。


私の人生の恩師は子どものスペシャリストです。
幼児期から少年期、青年期、不登校、非行、家庭内暴力など子どもたちのさまざまな問題の相談に従事しておられます。

そんな恩師に出産後ふと不安を打ち明けた事がありました。

すると意外な言葉が返ってきたのです。
「自分の育児が成功してるか失敗してるかなんて、誰もわからないから
考えてもほんとうーに意味がないんだけど、
僕はここだけよく見ているよ
子どもの笑顔だね」
と。

「子どもの笑顔が可愛ければ、それで全部大丈夫」と。

「子どもの笑顔がピカピカしてて、かわいいなと思えたら
自分の(夫婦の)育児をほめたら良い」
「たくさん悪戯をしたり、泣きわめいて、本当にダメな子だなと思うこともあるでしょう。でもその後に子どもが笑ったら、
なんだかどうでも良くなりますね?それで良いんですよ」

「逆に自分の育児を見直さなきゃいけない時は
子どもの笑顔が可愛くないと思えた時です」

「子どもが笑った時に「媚びを売っている」「誤魔化そうとしている」
「色目を使おうとしている」なんて思った時
それは育児を見直す時です。
「笑ってるんじゃない!」なんて言ってしまった時も
少し落ち着いた方が良いですね。」

「もし、泣きわめく子でも、お友達となかなかうまく遊べなくても、
夜寝ない子でも、偏食の子でも 笑顔が可愛いな~と思えたら大丈夫だし
もう親がやれることは十分やってるんです。
後は子どもの力を信じて子どもに任せなさい」

と。

確かに、うちの子の笑顔ってかわいいな~と思います。
たくさん悪いことをしますし、落ち着きがないし
物覚えもあまりいい方ではありません。
でも、いっつもケラケラとほっぺを光らせて笑っています。
そんな時は自分たちの育児を褒める時だと先生は言ってくれました。

そう考えるとなんだかとっても簡単な気がしますね。