もうすぐ節分ですね。
我が家ではまだ子どもがいなかった時に、夫婦でバタバタしすぎて豆まきせずに終わった
事がありました。大人だけだし・・・なんて。
その後(たまたま)とにかく厄が降りかかってきて
翌年に「やっぱりちゃんと豆まきするとスッキリするなー」って夫婦で実感したことが
ありました。以来、好きな季節イベントの一つです。
もともと節分は平安時代の大晦日にあたり、本来は旧年の厄を落とす意味だったそうです。
現代では1ヶ月ちょっとズレているのですが、
ちょうど2月って新年から1ヶ月経って、新年に掲げた目標がうまくいってなかったり
新しいことが始まったりして疲れが溜まっているのかななんて思います。
一度切り替えるのに良いタイミングですよね。
所で、我が家では豆をまく時に
「自分の中の鬼」を追い出すつもりで巻いています。
「イライラ鬼」だったり「ネガティブ鬼」だったり
自分にとって良くない方向へ招く自分の癖のようなものです。
子どもたちにも
「どんな鬼を追い出したい?」と聞いたところ
息子が「泣き虫鬼!」と即答しました。
確かに息子は泣き虫です。
「そっか、じゃあ豆まきで泣き虫鬼追い出そうね~」と言ったら
「あっ!ちょっと待って」と息子。
「映画とか絵本見て泣く鬼だけはまだお腹にいてて欲しい」と。
息子は映画が好きで良く一緒に見に行くのですが、
感動的なシーンを見ると、滝の涙を流します。
絵本なんかでも、感動的なものは泣きすぎて逆に寝かしつけにならないことも(笑)
以前、息子が
「なんでこんなに映画で泣いちゃうんだろう・・・周りの子誰も泣いてないのに」
と恥ずかしがっていたので
「考える力があって、映画の中の人の気持ちが良くわかるからだよ、
ずっとそのままで良いんだよ」と
言ったことがありました。
それを覚えてくれていたのかもしれません。
「そっか、そうだね。じゃあどんな泣き虫鬼を追い出すの?」と
聞いたら
「お着替えがうまくいかなかったり、字が上手にかけない時に
泣き始めるのやだ~」と。
自分でも嫌だなあと思っていたんだなと、
子どもって私が思うよりも感じているなと思った会話の1シーンでした。
ちなみに
「お着替えがうまくいかなかったり、字がうまく書けない時に
泣かないコツ、教えてあげるね。
ゆーーーーっくり息を吸い込んで、お腹に空気を入れてちょっと落ち着くんだよ」
とアドバイスしておきました。
今年の豆まきも楽しみです♪