年末年始 義実家で心からリラックスできるようになった理由

掲載日:2018年12月22日

fd37288ed74849d3a740e35e0fc50e40_s義理のお母さんやお父さんが
意地悪をしてくるわけではないのに、
なんだか心が落ち着かない、疲れる・・・
何も気が付かない夫に腹が立つ
年末年初のイベントごとに気が重い。

今回のママコラムではそんな私が
「義実家で心からリラックスできる」ようになったワケを
お話したいと思います。


義理のお母さんは気もつかってくれて、いつも優しくしてくれていました。
でも電話がかかってくると
「ああ・・・なんか出たくないなあ」なんて
思ってしまい
居留守をして後でメールで返信したり
イベントごとで張り切る姿にウンザリしてしまう事がありました。

また、義母は家事が大得意、育児にも手を抜かずにやってきました。
夫曰く「(子どもの頃から)シンクに水滴があったことがない、
いつも鏡のようだった」とのこと・・・
私といえばシンクに常に何かある状態。

まさに家庭科で習ったようなお掃除を常に徹底的に行い
料理も大得意で、毎日栄養素を計算して献立を作っていた
そうです。

それでいてフルタイムで働いているんだからもう勝てる要素がありません。
でも「なんて嫁を貰っちゃったんだ」
「こんなことも知らない(できない)なんて」
と思われたくない
一心で
とにかく「義実家ではフットワーク軽く動こう!」と思っていました。

「手伝えることはありませんか?」
「これは私がやります」

と私もいつも義母の動き《今は何をしてるか》チェックして
いました。

それなのに、なんだか関係がギクシャク。
お互いに気を使っているので、お互いに疲れてしまうのです。

義実家に帰ると家に戻ってから
蕁麻疹が出たり、寝込むのが当たり前の状態でした。

そんな私がある日夫に
「何を手伝っても
(できてない)(間違ってる)と思われてそうで嫌だ」
愚痴ったことがありました。
すると
「家事は手伝わなくていいんじゃない?」と
他人事の回答。自分は自分の実家だから良いよね!と
腹が立ちそうになった時
「楽しそうにしてる、おいしそうにご飯を食べる、それで頼まれた事をきちんとやる
それでいいんじゃない?」

確かに全く「楽しそうにできてなかったな」と、
食事中はいつも義母に目を配っていて
「作ってもらったご飯、ちゃんと味わってなかったな」と
反省するところもありました。

動かないけど〇〇する嫁に

それから私は義実家であまり動かないダメ嫁になりました。
その代わり
夫の事をたくさん褒めたり(これはとっても喜んでいる)、
普段のお話をたくさんしたり

おじいちゃんおばあちゃんの話し相手になったり。
出されたご飯をおいしそうにたくさん食べたり
みんなを写真に撮ったりする役に回りました。
頼まれたり、困っていそうな時は手伝って
終わったらすぐに居間に戻りました。

するとどうでしょう。

義母との距離がとっても縮まったのです。

働かない嫁の方がなぜか可愛がられるようになったのです。
「ああ、これで良いんだ」
「お手伝いさんを増やしたいのではなく、家族を増やしたいんだもんな」と

今は私ができることしかしません。
特に一眼でみんなが一緒にいる姿を撮りアルバムにまとめる
仕事はとても喜ばれています。
そして義実家の前では必ず夫に感謝の気持ちを伝えます。
すると家族みんなニコニコしてくれます。

「ダメな嫁と思われないように動かなきゃ」という
気持ちがなくなって
「義実家で楽しく過ごす」ことにシフトした今
義実家が自分の実家と同じような場所になりました。

何年かかけて距離をつかんだ私たち。
今では長電話する仲になりました。

もし義実家に行くとストレスを感じる方は
思い切って気を使わないのもアリかもしれませんよ!?