子どものお友達をほめる時、心がけている事

掲載日:2017年01月19日

6309こんにちは。
今日のママコラムは「お友達を褒める時」です。

先日こんな話を聞きました。
AちゃんとBちゃんは幼馴染でいつも一緒にいる大の仲良し。
でもだんだんとBちゃんの運動能力や語学能力が伸びていき
少しでも影響を受けてほしいと思った母親が
いつもBちゃんを褒めるようになりました。

結果的にAちゃんはなぜかBちゃんが苦手になっていってしまったそう。
Aちゃんは大人になってから、
お母さんに自分とBちゃんを比べられている感じがして
家で遊ばなくなったのが原因じゃないかと思ったそうです。


我が家でもたびたび「お友達の褒め方」で考えることがあります。

先日もこのような事がありました。

園から帰宅するなり
「〇〇ちゃんが一番うまいって賞をもらったんだって!!
 〇〇ちゃんってすごいねーーーー!!!」と

そして言いながら涙をこぼし始めました。
自分も毎日練習しているのをしっていたので
娘の悔しさはよくわかりました。

例えば、かっけこの場合どちらが勝ったかすぐにわかります。
でも絵や字、歌なんかの場合
「どうしてその子の方が良い賞をもらったか」という
説明はなかなかできません。
(得点方法が決まっていたり、減点法でもない限り)

娘としては自分の会心の出来栄えに自信を持っていたのでしょう。
「賞なんかもらわなくてもいいやん」と言いかけて
それもなんだか違うように思いました。

でも〇〇ちゃんは仲良しのお友達。
まずは私に〇〇ちゃんすごいね、と伝えようとした事に
成長を感じました。

みなさんはこんな時、どんな声をかけますか?

〇〇ちゃんすごいね、きっととっても練習したんだろうね
〇〇ちゃんより娘ちゃんの方がうまいのにね
〇〇ちゃんより娘ちゃんの△△の方がママは好きだな
(〇〇ちゃんの話はせずに)娘ちゃん悔しかったね
今度ママとまた練習しよう!
(この話はとりあえず置いといて)まずは美味しいおやつでも食べて休憩しようか

お友達の褒め方って案外難しいものですね。
もちろん正解はないのですが・・・


 

子どもが赤ちゃんの頃 機関車トーマスを良く見ていました。
トーマスとパーシーは大親友。
でも嫉妬や喧嘩もするし、意地悪な気持ちが湧くこともある。
お友達がトップハムハット卿に褒められると
誇らしいと悔しい気持ちが同時に湧くこともある。

その中で私がハッとした場面がありました。

パーシーに対して(確か)ヒロという少し年長の機関車が
トーマスを褒めるシーンです。

君にはとてもいい友達がいるね、それは君が特別だからなんだろうね
(場面が不正確かもしれませんが確かこんな感じです)

こんな風にしてトーマスの功績を褒めるんです。
同時にパーシーの事も褒めていますね。
パーシーはとても幸せな気分になる話です。

私はなるべくこのセリフのスタンスで話すのを心がけます。

もちろん、こんな英文風にパッと決まりませんので
時間を置いたり、おやつを使ったりの合わせ技ですが
どっちが上でも下でもなく、素敵な言葉ですよね。