こんにちは。
今日のママコラムは「お友達を褒める時」です。
先日こんな話を聞きました。
AちゃんとBちゃんは幼馴染でいつも一緒にいる大の仲良し。
でもだんだんとBちゃんの運動能力や語学能力が伸びていき
少しでも影響を受けてほしいと思った母親が
いつもBちゃんを褒めるようになりました。
結果的にAちゃんはなぜかBちゃんが苦手になっていってしまったそう。
Aちゃんは大人になってから、
お母さんに自分とBちゃんを比べられている感じがして
家で遊ばなくなったのが原因じゃないかと思ったそうです。
我が家でもたびたび「お友達の褒め方」で考えることがあります。
先日もこのような事がありました。
園から帰宅するなり
「〇〇ちゃんが一番うまいって賞をもらったんだって!!
〇〇ちゃんってすごいねーーーー!!!」と
そして言いながら涙をこぼし始めました。
自分も毎日練習しているのをしっていたので
娘の悔しさはよくわかりました。
例えば、かっけこの場合どちらが勝ったかすぐにわかります。
でも絵や字、歌なんかの場合
「どうしてその子の方が良い賞をもらったか」という
説明はなかなかできません。
(得点方法が決まっていたり、減点法でもない限り)
娘としては自分の会心の出来栄えに自信を持っていたのでしょう。
「賞なんかもらわなくてもいいやん」と言いかけて
それもなんだか違うように思いました。
でも〇〇ちゃんは仲良しのお友達。
まずは私に〇〇ちゃんすごいね、と伝えようとした事に
成長を感じました。
みなさんはこんな時、どんな声をかけますか?
〇〇ちゃんすごいね、きっととっても練習したんだろうね
〇〇ちゃんより娘ちゃんの方がうまいのにね
〇〇ちゃんより娘ちゃんの△△の方がママは好きだな
(〇〇ちゃんの話はせずに)娘ちゃん悔しかったね
今度ママとまた練習しよう!
(この話はとりあえず置いといて)まずは美味しいおやつでも食べて休憩しようか
お友達の褒め方って案外難しいものですね。
もちろん正解はないのですが・・・
子どもが赤ちゃんの頃 機関車トーマスを良く見ていました。
トーマスとパーシーは大親友。
でも嫉妬や喧嘩もするし、意地悪な気持ちが湧くこともある。
お友達がトップハムハット卿に褒められると
誇らしいと悔しい気持ちが同時に湧くこともある。
その中で私がハッとした場面がありました。
パーシーに対して(確か)ヒロという少し年長の機関車が
トーマスを褒めるシーンです。
君にはとてもいい友達がいるね、それは君が特別だからなんだろうね
(場面が不正確かもしれませんが確かこんな感じです)
こんな風にしてトーマスの功績を褒めるんです。
同時にパーシーの事も褒めていますね。
パーシーはとても幸せな気分になる話です。
私はなるべくこのセリフのスタンスで話すのを心がけます。
もちろん、こんな英文風にパッと決まりませんので
時間を置いたり、おやつを使ったりの合わせ技ですが
どっちが上でも下でもなく、素敵な言葉ですよね。