今日より幼い日はない子どもたち

掲載日:2018年02月11日

先日ママ友たちとこんな話をしていました。

一日でいいから、赤ちゃんだった時の子どもたちにもう一度
会って抱っこして思いっきり
遊びたい
そうすればあの時よりも楽しめるのに

こんな叶わない願いの話に花が咲きました。
今みんなの子どもは4~6歳で
年齢で言えばまだまだ子どもです。
それでもあの嵐みたいな日々は過ぎて、皆それぞれ少し落ち着いて向かい合うことが
できるようになってきました。

そんな時に思うことは
「もう一度赤ちゃんだった時の子どもとゆっくり時間を過ごしたいな」
「今の自分だったらもう少し上手に向き合えるのに」

後悔も少し入り混じって、赤ちゃんの育児を懐かしむのは
どうやら私だけではなかったようです。

アルバムをめくっていても、
「ああ、もう一度あのふにゃふにゃでムチムチな体を
抱っこしたいな」
と思わずにはいられません。
抱っこするとホカホカと温かい体温を思い出さずにはいられません。
あの、ちょっと酸っぱいような乳酸の香りを思い出さずにはいられません。

当時はもう、抱っこに疲れ果てて
「子どもを抱っこもおんぶもせず、自由になりたい!」
「30分でもいいから離れて居たい」
「早く色々理解できるまで大きくなってほしい」
と思っていたのに。

今思い返せば2歳や3歳の頃はたくさん叱っていたような気がします。
現在6歳の娘を見て
「あんなに叱らなくて良かったな」
「ちゃんとできるわけないよなあ」と思うのです。

あの頃、どれだけ叱ってもできなかった事たち
ちゃんとその後できるように成長しているんですから…

今はただ無邪気に泣いたり走り回る2歳児3歳児を見ると可愛くて
しかたがないのですが、当時はそんな気持ちにはなれませんでした。

もし、願いがかなうなら
新生児から半年ごと位に成長した子どもたちと会って遊びたい。
当時の私が一人になりたいと願った30分、今の私に代わって欲しい。
叶うわけはありませんが…

でも
「今日より若い日はない」という言葉があるように
子どもたちだって
「今日より幼い日はない」んですよね。

赤ちゃんだった日々はもう戻ってこないけど、
同じように園児だった日々も小学生の日々も
もう戻って来ないと思うと
「懐かしんでいる場合じゃない!」と思い直しました。

少し余裕が出てきた今だからこそ、
子どもと十分向き合って
一日一日を大切に過ごさなきゃいけないなと。

だから最近の私は…
なんだか2歳時3歳児の時よりも子どもたちに甘い気がします。
体格的にもう抱っこできなくなるまで抱っこさせてもらおうと
思います。

きっと十分に向き合っても、いざ成長すると
昔を懐かしむものなんだと思いますが
「今日より幼い日はない」子どもたち
「今日より若い日はない」私。
後悔しないように、HAPPYに過ごしたいものです。