【見守る?】子供の嘘にどう付き合う?【怒る?】

掲載日:2017年08月6日

つい最近の出来事です。
小学校に入学した娘がたびたび嘘をつくようになりました。

夏休みの宿題に関してなのですが、
本読みの宿題をやっていないのに「やったからハンコを押して」と
言ってくるようになったのです。

「お母さん聞いていないよ?」と言うと
「向こうの部屋で2回も読んでたんだよ。だからハンコ押して」と。

一度だけではなく、夏休みの間数回続きました。

明らかに嘘だとわかる時、みなさんはどんな対応をしますか?

私は「困るのは自分だから」と思って
「今度からはお母さんの前で読んでね」と言ってハンコを押しました。

するとまた翌日
「お母さん忙しそうだったから向こうの部屋で読んだよ」と嘘をついて
きたのです。

味をしめてしまったのかもしれません。

嘘つきは泥棒のはじまり という言葉もあります。
嘘をつくのは良くない事ですね。

こんな時色々な選択肢があります。
・黙っている
・「嘘をついてるんじゃない?」と疑ってみる
・「本当に読んだの?」と聞いてみる
・嘘をついたことを叱る
・・・

私は娘の性格を考えて、まずは褒めてみました。

「お母さんが見ていない所でこんなに宿題するなんて
偉すぎる!!!なんて賢いんだろう。お父さんにも褒めてもらおうね!」
などと言ってあえて褒めまくりました。

こうすることで、逆に「嘘をついて褒めてもらえた」と癖になってしまう事も
あるかもしれませんね。

我が家の娘の場合は案の定ニヤニヤ・ふにゃふにゃし始めて
「本当は読んでないんだ」と耐え切れず教えてくれました。

「なんで嘘をついたの?」と聞くと
「死ぬほど退屈な宿題で好きじゃないから」「毎日やってもなあと思うから」と教えてくれました。

まだ娘は嘘をつきとおす、事まではできないようですが
年齢やその子の成長度合いによっても
いろいろな嘘があり、その度に親は対処に悩むのではないかと思います。
今回は「最初から嘘だとわかっている」パターンなので、後から嘘がバレた時とは
また異なりそうですね。

幼少期なんかは「トイレにもう行った!」と言ってすぐに
お漏らし・・・なんかがよくありました。
または「怪獣がいたから剣で倒した!」なんて夢と現実が混ざっているものもありました。

年齢が上がれば嘘の性質も変わってきて隠し事も多くなっていくでしょう。

私が子供の嘘に対してしていきたいのは
「その嘘をついたとき、自分がどんな風に困るか」のシュミレーション
を教えてあげることです。

そして嘘を隠すためにはまた大きな嘘をつかなければいけなくなっていくことも。

今回の嘘に関しては
正直・・・とても気持ちがわかってしまったので
怒らなかったのですが、もし嫌でも「やった」と
嘘はつかないで「つまらないから、やりたくない」と言ってくれた方が
みんなで考えられるんだよ?とお話ししました。
その方がいいんじゃない?と。

嘘を叱ることでより巧妙な嘘を育ててしまっては本末転倒なので
今はしっかりと話し合っていきたいなと思っています。