【子供の人間関係】女の子3人組 板挟みになった娘がとった行動とは?

掲載日:2017年09月14日

今年入学した娘は年少の時から既に人間関係に悩んでいました。
年少の時は
「私は〇〇ちゃんと遊びたいと思うけど、誘った子は果たして同じ気持ちなのか」
という事にかなり悩んでいました。

年長では女の子3人組の人間関係のこじれから
登園拒否になっていた程でした。
これらは娘のもともとの個性に由来するものも多く、
小学校に入ってから、さらに複雑になっていく人間関係に
うまくやっていけるのか親としては不安の種です。

しかし、ここ最近は今までとは違う対応をしているようで
成長を感じた出来事がありました。

年長時に女の子の3人組でとても悩んだ娘。
小学校に入学してもまた3人組になってしまいました。
娘の性格を知る親としてはいつ関係がこじれるか心中穏やかではありません。

3人でいると日々起こりがちなのが
2人の意見の間に立ってしまう事です。

優柔不断で人の意見を優先させやすい娘は、
こんな時にとても困ってしまいます。
Aちゃんが「外で遊びたい」
Bちゃんが「図書室に行きたい」
と言われたときに
娘は(私は外に行きたいけど、そういったらBちゃんが傷つくのではないか・・・)
と考えて答えがなかなか出せず、結果2人からイライラさせてしまうタイプです。
(今はこんな時はジャンケンを薦めているみたいです)

最も困るのがAちゃんとBちゃんが喧嘩をした時に
「どっちの味方になる?」「どちらが悪いと思う?」
言われる事です。
これは大人でも困りますよね。

ここ最近もこういった出来事が頻発しているようですが
最近の娘のとる行動は昔とは大きく異なってきました。

一番大きな違いは
「一人でもいいや」と思えるようになったことです。
今日は一人でもいいや。別の子と遊ぼう。こういった選択肢が増えたことは
娘の気持ちをかなり軽くしたようです。

そして
「まずは一度気持ちを受け止めてあげると、うまくいくことが多い」
と娘。

私が「詳しく教えて~!」とせがむと

「〇〇ちゃんがこうしてきて!どう思う?」って言われたとき、
前は「どう思う?」の答えを一生懸命考えて悩んで黙ってしまっていたけど
今は「怒ってて、すごい腹立つんやねー」「すごく悲しいんやね」って
まずそう言ってあげるだけで
実はほとんどうまくいくことが多いってわかった。
「〇〇ちゃんの方が悪いよ」、なんて嫌々答えなくても
落ち着いて仲直りできることも多い。

と教えてくれました。

一年生の娘がここまで考えていることに驚きでしたが
実際こういうことって多いですよね。

なぜそう思うようになったのか聞いてみると
「私が悲しいときに、もし私が悪くても
「それは娘ちゃんが悪いよ」なんてお父さんとお母さんはいきなり言わないでいてくれるでしょ。「悲しいんだね」って言ってくれるだけで
「もしかして私が悪かったかもな」って思い直せることが多いから。」
と教えてくれました。
私たちの発言をちゃんと聞いていることにちょっと気が引き締まる思いでした。

これからもきっとたくさん人間関係で悩んでいくと思いますが
こうやって試行錯誤しながら穏やかな日々を創れる力を
育んでほしいなと願っています。