【コラム】幼児教育について色々な立場の方々と意見交換してみて

掲載日:2019年05月16日

昨日はとっても有意義な意見交換の場に参加させて頂きました。

幼稚園の理事長先生をはじめ、元小学校の教師の方、市役所の方、現役ママたち、現役パパに保育関係者、お子さまがもう大きくなられた先輩ママたち(*’ω’*)💛

私はこういう場でいつもとる無意識の行動がある。。。

参加者の皆さんの表情を見ながら、どんな意見をお持ちで、そして発言するのかどうなのか?!を観察するのが大好き!!

意見をするより、意見を聞くより、その人がその意見をどんな感情で聞き、どんな感情になっているのか観察すると、耳から入ってくる言葉以上に本心の部分を理解できる感じがするのである。

心に残った言葉…

幼稚園選びについて、どうやって選んだらよいのか?!という現役ママたちからの質問に対し…

「親が何を望み、その望むものを提供している幼稚園を選べばよい」という幼稚園の理事長先生のお言葉!!

子どもを幼稚園に通わせ、卒園させ、今後も幼稚園選びがある私にとってはとっても納得だし当たり前!!だけど、きっと初めてのママはその感覚すらないことを知り、新鮮さを感じたのです。

保育園の先生に対し、「子どもが人質」という感覚を持ち、何かあっても強く言えなかったという辛い過去をお持ちのママの言葉…目には涙が浮かんでいたような気もする…

この言葉を聞き、唖然とする保育関係者…。それは保育に携わるものとしては…

と納得のいかないご様子!!

うん、当たり前の反応。。。

幼稚園の先生も保育園の先生も人間だし、好き嫌いがあるのも当たり前。
その先生方にどう接することで、我が子をいかに良く見てもらうかも親の役目!!
と思っている私からすると…親がもっとうまく立ち回れば良いのでは…と思ってしまうが、それも個人の感覚の差である。

もっと言ってしまえば、親の前でいい顔している先生が本当に良い先生か?!という話になる。親の前だけいい顔していても実際に子どもたちと向き合っている本当の姿をきちんと見なければ、本来の姿は見えてこないということ。

だからこそ、きちんと説明ができない年齢の子どもを預ける場合には、先生と親との信頼関係が一番大事であること…それをもっと親も理解して行動するべきだなーと思う。

先生方の教育的な質を上げるべきという意見

教育よりももっと根本的な子どもと向き合う姿勢や資質、能力を上げるべきという意見

どれだけ保育施設で優秀な教育を行ったとしても、家庭の親の心が不安定では何もならない。親の心の安定が一番大事という意見

私はどれもすごく大事で、どちらも必要なことで、すべてのバランスだと思う。特に小学校入学前ともなれば、親が幼稚園や保育園へ求めるものは変わってくる。

小学校に上がると、各園の特色が一気に表に現れる。そして、デキル子とデキない子に分けられる。

〇〇幼稚園、〇〇保育園の子たちは勉強ができる

〇〇幼稚園、〇〇保育園の子たちは運動ができる

〇〇幼稚園、〇〇保育園の子たちは座っていられない

など、小学校では当たり前のように言われ、どこ出身であるかを保護者も見るようになる。。。

これが現実!!

だからこそ、親が納得して、納得するまで保育施設と意見交換を重ね、全力で取り組まなけれいけない時期が幼児教育であり、もっともっと子どもと向き合って、体当たりの育児をしてほしいな~!!と思うのです。