「酔っぱらったパパが嫌い」子どもに言われてとった手段とは?

掲載日:2018年05月12日

4e243f872c209786a3c8e8ad4ecbb8b9_s「普段は優しいパパなのに、お酒を飲むとなんだか怖い」
「酔っぱらったパパが嫌い」
子どもにそう言われて
ある程度のことは多めに見ていた私も
きちんと伝えなくてはならない日がやってきました。
でも夫は機嫌を悪くして・・・・


今日のママコラムは酔った夫について。
最近はお酒を飲まない方も多いようですが
皆さんのお家ではどうでしょうか?

ストレスのある役職についてからなのか、
年齢によって酔いやすくなったのか
以前はただ楽しいだけだった夫のお酒でしたが
最近少し様子が変わってきました。
たった月1回程度の同級生との飲み会。
気の知れた仲間たちとの楽しい時間。
私は快く送り出していました。
夫の飲み会が許せなかったあの日・・でも今は?

でもここ数か月の酔い方はあまりいいものではありませんでした。
酔うと子どもを泣かすんです。
泣かし方はどれも幼稚なものですが
(驚かしたり、ちょっとしたイタズラやキスや羽ハグをしつこく迫る)
夜中に帰ってくるとみんなを起こしたり、
なんとなく絡み酒をするようになりました。
(ちなみに筆者の父もこのタイプで、普段は寡黙で真面目なのですが
酔うとしつこく絡んできて、子どもの頃は酔った父が嫌いでした。)

でも、そこで細かく指摘しても
酔った相手には無意味と考えて
目をつぶってきましたが
ある時、子どもたちと話していると
「普段は優しいパパなのに、お酒を飲むとなんだか怖い」
と打ち明けてくれました。
きっと子どもにとっては、普段と様子の違う夫は
怖いのでしょう。
このままではお互いのために良くないと思い、夫が酔っていないときに
この事を話してみることにしました。

ムッとする夫

反応はムッとして黙ってしまいました。

「たまの休み位、飲んで楽しくするのはいけないことなのか?」
「それはいけなくないよ、楽しんできてほしいよ。
でもその話とこの問題は違うでしょ」

夫はお酒を飲まない時は、申し分ない人です。
子どもをからかって泣かすことなどもちろんありません。
家族のために尽力してくれているのも十分わかっていて感謝しています。
でも、怖がっている事を、子どもが伝えてくれたのに
そのままにしておくわけにはいきません。

加えて
「俺はいつもそこまで酔っていない」
「酔っても羽目をはずさない」
と自信があるようです。
夫は昔からお酒に強かったのです。
でもその時と今は少し違っています。

この話し合いは失敗に終わり、お互いにわだかまりが残る形になってしまいました。

とある強硬手段をとることに・・・

そうこうしているうちに
次の飲み会の予定が入り、私も夫もなんとなくモヤモヤしていました。
楽しく飲むのは構わないので、子どもたちを
怖がらせないでほしいのです。

そして私はとある作戦を思いつきました。
そう、動画で撮影するのです。

夫は自分がどういう風に酔って絡んでいるのか
気が付いていないのです。
子どもたちは再び犠牲になってしまうのですが
酔って寝ている子どもを起こしたり、しつこく迫って泣かせている姿を
スマホで撮影することにしました。

爆笑、のち反省

酔った姿を短い動画に収め、
後日機嫌がいいときにその動画を見せてみました。
怖がっていた子どもたちも、
動画の中の夫には大笑い。
夫自身も「えーー?!えーーー?!」と言いながら
自分の姿に爆笑していました。

そして
「確かに、これは鬱陶しいな!」
「思ったよりもひどい!」と自ら認めてくれました。

加えて
「酔うと楽しくなって、みんなが寝てるのが寂しくなっちゃう」
「子どもたちが可愛すぎて舐めたくなっちゃう」など
いろいろフォローをしていましたが・・・

口で同じことを伝えたときは怒っていた夫も
素直に納得してくれました。
以後、少し改善された気がします。

客観的に酔った自分を知るのはなかなか難しく
本人はさほど酔っていないと思っているのはよくあるパターン。
酔い方に困ったら試してみてはいかがでしょうか?