習い事探しのコツ

掲載日:2015年06月12日

子供が小さいうちの習い事選びには重要なポイントがあります。自分の子供にあった習い事をどのように探したら良いか紹介します。

free-illustration-sea-pool-01ポイント

①子供自身の意思で始めること
②子供の性格にあっている指導方針であること
③必ず事前に体験に行くこと

子供が小さい頃の習い事で一番やってはいけないことが子供の意思を無視した、親の願望で始める習い事です。これは、長続きしませんし、何よりも子供の気持ちが前向きではないので能力の伸びという観点からもおすすめできません。
また、小さいうちは親と離れることが難しく、泣いてしまい受講にすら至らないケースも多々見受けられます。そのためにも、子供が楽しく受講できる内容であるか、指導者との相性も含めて事前に確認しておくことをお勧めします。

最近の子供向け習い事は事前に体験申込することが可能です。公けに体験申込の受付をしているところもありますし、体験申込していない場合でも問い合わせてみればほぼ体験受け入れしてくれます。
まずは、体験に行き、子供の様子をじっくりと観察しましょう。

体験申込のポイント

立地条件、施設環境、月謝、指導方針、口コミなどで、親目線できっといくつかの候補が出てくると思います。
その中でも月謝や口コミなどで、有力候補が必ずでてきます。親の視点で有力候補となったところだけに体験に行くのではなく、候補すべてに体験にいくわけですが、ここで体験に行く順番がとても重要です。

親目線で考える最有力候補の体験は一番最後に行くようにしましょう。可能であれば、候補の順番をつけて、下から順番に体験に行けるとベストです。

これには理由がいくつかあります。まず、体験に行くと、必ず何らかの入会特典があります。ただし、この特典、期限付きで体験後●日というものが非常に多いです。そのため、この特典を活かすという意味でも、最有力候補は最後に行きましょう。

体験に行くと子供は必ずここに行きたいと言います。他と比較して判断することがまだ難しい年齢だと、体験後すぐにここに行くと言い張ります。これに負けて、候補の教室をすべて見ずに決めてしまうと後で後悔することになります。親がきちんと優先順位をつけて体験申込を済ませている場合、最後の最有力候補の体験が終わるまでは、本申込みをせずに子供に言い聞かせることをするでしょう。その結果、候補のすべてを体験することができます。

体験で見極めるポイント

普段の子供の姿が出せているか
指導者と子供がきちんとコミュニケーションをとれているか
指導者と保護者がきちんとコミュニケーションがとれているか
④求める立地条件、設備環境、指導方針であったか
各教室の体験が終わった後とすべての体験が終わった後に子供に感想を聞く

本申込のポイント

①親目線でみた優先順位をつけなおす(体験申込み時と変わっていることも多いと思います)
指導者と子供の相性をしっかりと見極める(特に小さいうちの習い事が長続きするか?上達するか?の一番のポイントは指導者との相性です)
体験からの本申込みの特典と期限を確認する
※期限内申込みが難しい可能性がある場合は体験時のそのことを相談しておくと、相談に乗ってくれる場合があります。最後の候補の体験が終わった後でも本申込みできるように事前に相談しておきましょう。
短期教室をうまく使う
夏休み、春休み、冬休みには多くの教室で短期教室が開催されます。この短期教室からの申込み特典の方が、体験申込みからの特典よりお得なことが多々あります。また、短期教室にまずは申し込みをして、子供が続けていけるか、本当にこの教室で良いのかを判断してみても良いですね。

最後に…いざ、習い事を始めると当初の目的を見失いがちです。体力作りのためにはじめたスイミングのはずが、気付くとスイミングの進級が目的になっているなどよくあることです。そしてそれが子供へのプレッシャーとなり、子供が習い事を楽しめなくなることもよくあります。親として目的と手段を見失わないように心がけたいものです。

また、最近では自宅で個人レッスンを行っている教室も多数あります。特に、ママたちが特技を活かして教室をしていることも多いので、うまく活用してみるのもおススメです。