いろいろな防災食を用意したとしても、やっぱり食べたくなるのが
白いご飯やおかゆ。
今回の大規模な停電で最も検索されているのが
「お米」「炊き方」だったそうです。
ご飯を炊く時、大量のきれいな水が必要になります。
災害時、ライフラインが止まっている中で
お米を研ぐ→大量の清潔な水が必要
浸水させる→清潔な水が必要
炊く→電気が止まっている場合は炊飯器は使えない
炊いた後食器を洗う→大量の清潔な水が必要
ととにかく大量の水が必要となります。
今回ご紹介する方法は少量の水でご飯を炊く方法です。
お米と同量の水以外、鍋で沸騰させるお湯はきれいな水でなくても
大丈夫。
さらに袋を食器の代わりにしてそのまま調理したり
食べることができます。
また使用する無洗米は
「循環備蓄」におすすめな食材。
普段は無洗米は使わない家庭でも、防災用に無洗米があると
応用が利き便利です。
※調理方法や食材については月齢やアレルギーの有無に応じたものをご利用ください。
【防災クッキング】少量の水と袋で炊くご飯、おかゆ【無洗米】 レシピ
By 9月 10, 2018
公開:- 出来上がり量: 1合 (2~3 人前)
- 準備時間: 30 分
- 調理時間: 30 分
- 出来上がりまでの時間: 60 分
…
材料
- 無洗米 1 合
- きれいな水 200 ml
- 高密度ポリエチレンの袋
作り方
- まずは高密度ポリエチレンの袋に無洗米と同量よりやや多めのお水を入れ、30分浸水させます。 おかゆを作りたい場合お米の量を減らして調理します。 全がゆでお米1:水5
- 次になべ底に陶器のお皿を置き、その上に袋をのせます。
- 鍋の半分程度まで水を入れ、最初は強火で沸騰させます。
- 沸騰したら火を弱め、弱めの中火で20分~30分。
- 火をとめて10分放置します。
- 上手に炊けました。
- この袋のまま、ふりかけや缶詰を混ぜれば混ぜご飯になります。 今回はゴマと大根葉のふりかけを混ぜ、栄養たっぷりの混ぜご飯に。
- 粗熱が取れてから袋のまま握れば、手をなるべく汚さずにおにぎりを作ることもできます。
- 注意点 高温で沸騰状態のまま長時間煮ると袋が溶ける可能性があります。 また、なるべくなべ底やまわりに袋がくっつきっぱなしにならないようにしてください。 なお、チャック付きである必要はありません。 高密度ポリエチレンの袋は100均でも購入可能です。 ただしこの方法はあくまでも防災時・非常時のものです。メーカーさんはこのような使い方は推奨しておりません。 またこの方法は大量のお米を炊くのには向いていません。炊きムラが出たり、鍋がいっぱいになって溶ける原因になりますので注意してください。