今日は1月7日。
地域によってはお正月飾りを外して七草粥をいただく日です。
意味を知ってお正月飾りをしよう
皆さんの朝食は七草がゆでしたか?
我が家でも毎年7日は七草粥なのですが
子どもたちから人気がなく、離乳食期だったころは一口も食べてくれませんでした。
「土の臭いがする」「苦い」などど言われてしまいます。
昨年から作り方を変えたところ、食べてくれるようになりました。
どうやら下処理が足りていない&おかゆと長時間煮込みすぎていたようです。
もし、七草粥が苦手というお子さんがいたら試してみてくださいね。
①お米を研いで1時間くらい水にひたしておく
②土鍋で強火にかけ沸騰してきたら蓋をして弱火に。
③途中かきまぜながら40分程度煮込む。
④なずな・すずしろは葉と根を切り落として別茹でする。
⑤柔らかくなったら、葉を加えてさっとゆでる。
⑥ざるにあげてみじん切りして水気を絞り、塩を振る。
⑦おかゆが完成したら食べる直前に七草を加える。
⑧最後はお好みで塩・お醤油などで調整してください。
⑨お塩の味が大切なので、おいしい塩をお勧めします。
いかがでしたか?
七草を先に浅漬けのようにしておきます。
おかゆの上に、七草の浅漬けをのせて食べる方法だと
七草の量をお好みで調整できてもっと食べやすいかもしれません。
七草粥の意味
1月7日は「人日の節句」。
中国では元旦は鶏、2日は犬、3日は猪
4日は羊、5日は牛、6日は馬、7日は人、8日は穀として新年の占いをしていました。
中でも7日は「人日の日」として人を大切にする日とされてきました。
また唐の時代、人日の日に七種類の野菜を入れた
「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」を食べて、無病息災を祈る風習がありました。
また日本でも「若芽摘み」といって雪の間から芽を出した若芽を摘む
習慣がありました。
その風習が交わり、7日には七草粥を食べて無病息災を祈るように
なっていきました。
また七草粥はおせち料理などで濃い味に慣れ
胃が疲れたり舌がおかしくなっているのをリセットする役割もあります。
実際に七草粥には胃腸の働きを助けたり、風邪を予防する効果もあります。
七草は日本のハーブとも言われています。
セリ・ナズナ・ゴギョウ(母子草)・ハコベラ・仏の座・スズナ・スズシロ
ぜひ覚えてお子さんにも教えてあげてくださいね。