おいしい梨の見分け方

掲載日:2018年09月3日

19999梨の旬は7月~10月。
秋を代表する果物です。
しかし、梨は果物の中でも味の「あたりはずれ」が大きいといわれています。

みずみずしくて甘い梨の見分け方をご紹介します。

【赤梨と青梨】
まず好みの梨は赤梨なのか青梨なのか知っておきましょう♪
西日本では酸味と甘みを兼ね備えた青梨が好まれ、
関東圏では甘い赤梨が好まれる傾向にあります。

赤梨・・・「豊水」や「幸水」など果皮が茶色い梨で
果肉は粒々としていて甘みの強いのが特徴です。

青梨・・・「二十世紀」や「菊水」などの果皮が緑色の梨で
果肉は赤梨に比べ滑らかでさっぱりとした甘みが特徴です。

【見分け方】

梨は追熟しないので、購入する際に食べごろのものを選び
なるべく早く食べましょう。

①おしりが大きい梨を選ぶ!
梨はおしりにかけて甘味が強くなります。
選ぶときはおしりが大きくふっくらとしているものを選びましょう。
背の高いものよりも横に大きなやや扁平気味の梨が
甘い梨です。

②重い梨を選ぶ!
梨の重さは水分の重さです。
同じ大きさなら重いものの方がみずみずしい梨です。

③色で見る
赤梨・・・薄い黄色や茶色よりもやや赤みがかったものが食べごろです。
青梨・・・みずみずしい緑のものは、シャキシャキとした食感が味わえます。
青に少し黄色が混じってまだらになった状態は最も甘い状態です。

④点々で見る
梨の表面の点々が多く表面のざらつきが滑らかになっているものは
甘く食べごろです。

【食べ方】
梨はずっと冷蔵庫で冷やしていると劣化して味が薄くなるといわれています。
食べる数時間前に冷暗所から冷蔵庫に移して冷やすとおいしくいただけます。

【保存方法】
梨は追熟しないので購入後はすぐに食べるのがベスト。
冷蔵庫ではヘタの部分を下にして、ビニール袋か新聞紙に包んでおくと
乾燥を防ぐことができます。
冷暗所で3~4日。冷蔵庫で1週間くらいの保存が可能です。