暑くなってくると大活躍するポロシャツやTシャツ。
春夏の衣替えで出したときに
「あれ?!こんなに襟元色落ちしてたっけ?」なんて事
良くあると思います。
こちら、5年物の夫のゴルフの練習着です。
襟の色落ちもさることながら、こちらもともと紺色のポロシャツだったのです!
全体的に赤黒っぽく変退色しています。
色落ちがかなり進んでからも
「これが一番気に入ってるから」と着続けていたのですが
さすがに今年はもう着れないなと話していました。
今回の今さら聞けない主婦の常識は
ポロシャツやTシャツなどの色落ちをさせないコツです。
①色落ちしない服はありません
まずどんなに高級な服であっても、着ていればかならず劣化していきます。
毛羽立ちなどもそうですが、色の変退色もそのひとつです。
同じ品質のものではやっぱり着る回数・洗う回数が多いほど劣化は早くなるでしょう。
でも少しの工夫でしにくくすることは可能です。
②なぜ夏物衣料は色落ちするか
色落ちが気になる部分NO1は
やっぱり襟じゃないでしょうか?
そして冬物よりも夏物の方が色落ちしますよね。
その理由はずばり紫外線です!
そして汗!
着ているだけで一番直射日光が当たる襟や首元は
汗や汚れが付きやすい場所でもあります。
この紫外線や汗は色素を分解してしまう力があります。
襟以外に脇などが変退色していたら、汗や汚れによるものでしょう。
ですので
・直射日光
と
・汗や汚れ
を防ぐことが基本となります。
では具体的に予防策です↓
①着る時
着る時の色落ち予防策は
・インナーを着る
・着たらすぐに洗う
です。
お気に入りのTシャツやポロシャツは中にインナーを着ることで
直接汗や汚れをつくのを防いでくれます。
また、着たら放置せずにすぐに洗いましょう。
それでも海やゴルフ場、公園など日中日差しが強いところで黒や紺を
繰り返し着ていれば
ある程度は仕方ないと思ってください。
②洗い方
・蛍光剤入りの洗浄力の強い洗剤は避ける
・裏返して陰干しする
白いお洋服をより白く見せる「蛍光剤」
この蛍光剤入りの強い洗浄力を持った洗剤は黒や紺などの色の濃い洋服の色を薄くさせてしまう可能性があります。
色落ちが気になる場合
蛍光増白剤、漂白剤が無配合の洗剤を使う事をおススメします。
またできれば手洗いするのがベストです。
また温かいお風呂のお湯などで洗浄すると、色あせの原因になります。
洗い終わったら裏返して陰干ししましょう。
やはり直射日光で色素が壊れてしまいますので、
特に黒や紺の洋服は風通しの良い場所に陰干ししましょう。
裏返すとより効果的です。
おまけ
色落ちが最も早いのは綿100%と言われています。
しかしながら私は綿100%の着心地が好きなので、どうしても綿100%を選びがちです。というか夏物Tシャツはここは譲れません・・・!
でももしあまり気にならない方は上に着るものを化繊を選び、
肌着に綿100を選ぶというのも
ひとつなのではないでしょうか。