「調製」豆乳って成分無「調整」と何が違うの?

掲載日:2017年11月9日

寒くなってきたので家で手作り湯葉でも作ろうと
思ったら間違えて調製豆乳を買ってきてしまいました…トホホ

さてみなさんは「無調整」牛乳
「調製」豆乳
字が違う事知っていましたか?

意外と気が付いていない方も多いのではないかと思います。

牛乳は「調整」と「無調整」なんです。

調製は注文に応じて必要なものを作ること。
調整は調子や過不足などを整えて、規準や正常状態に合わせること。

【一瞬で見分けるコツ】成分無調整牛乳(牛乳)と成分調整牛乳

豆乳には豆乳と調製豆乳、豆乳飲料があります。
ざっくりと言うと

豆乳 大豆固形分8%以上

調製豆乳 大豆固形成分6%以上

豆乳飲料 (イ)果汁入り 大豆固形成分2%以上
     (ロ)その他 大豆固形成分4%以上

豆乳類の日本農林規格

 

では大豆固形成分だけの違いかというと違います。

豆乳は「丸大豆」を絞っています。

調製豆乳は「脱脂加工大豆」で作られていたり、
無調製豆乳に植物油脂や砂糖(水あめ)、調味料などを加えて飲みやすくしています。
調製して作られているという事になります。

成分調整牛乳の場合
水分・ミネラル・乳脂肪分などの生乳の一部の成分を除去するなどして、成分を調整しています。
調製豆乳は砂糖(水あめ)や食塩などの調味料等が入っていますので覚えていてくださいね。

醤油も「丸大豆」か「脱脂加工大豆」なのかで価格が大きく違います。
脱脂加工大豆はその字の通り大豆から油分を取り除いたものです。
生産効率をアップさせています。脱脂加工大豆の是非について興味のある方は是非調べてみてくださいね。