もうすぐ七夕ですね。
七夕ってなぜ願い事をすると叶うといわれているか知っていますか?
今日は子どもたちにもお話できる七夕のお話です。奈良時代から伝わり、人々が楽しんできた七夕を親子で楽しみましょう♪
①織姫と彦星は「夫婦」
織姫と彦星はよく恋人同士と言われますが、実は夫婦。
結婚前は働き者だった2人でしたが、結婚すると結婚生活が楽しくて働かなくなってしまいます。
それに怒った父親の天帝が、罰として天の川の対岸に引き離してしまいました。
②願い事の風習
笹の葉に願い事を書く風習は実は「字の上達を願うもの」でした。
里芋の葉に溜まった露を集め、その露ですった墨で願い事を書くと、
文字の習得が上達すると言われたのが始まり。
その後、短冊や色紙に願い事を書き、笹に吊るすようになってます。
本来は前日6日の夕方軒先に飾り、翌日7日の夜には取り外します。
中国の「乞巧奠(きっこうでん)」(女の子が手芸などの芸事の上達を願う行事)や、日本古来の豊作祈願祭、仏教のお盆など、様々な行事がルーツとなっている七夕。それがだんだんと変化していって今日の七夕のスタイルになっています。
④お素麺を食べる
中国では7/7に七夕とは関係のない疫病除けの行事があり、
その日にそうめんが食べられていたんですが、日付が同じであったことから、
いつしか七夕といえば、素麺を食べるようになったそうです。