昔からの言い伝えで「宵越しのお茶は飲むな」という言葉があります。 一晩置いた茶葉は身体に良くないので飲まないようにしましょうという言葉です。 もともと茶葉には「カテキン」の殺菌作用があります。特に緑茶には風邪や食中毒を防ぐ高い殺菌作用があります。しかしお茶の葉100gには30g程度のたんぱく質を含みます。 このたんぱく質が水分を含み、一晩置いておくことで腐りやすい状態になります。 さらに、茶葉に残った「カテキン」が酸化することで「タンニン」へと変化します。 「タンニン」は適量であれば胃液の分泌を促し消化を助ける効能がありますが、胃腸の弱い人や子ども赤ちゃんなどは吐き気や下痢を引き起こす原因にもなります。 特に水出しした茶葉は一晩置くと良くないと言われています。茶葉をお茶から出して冷蔵庫に保存するといいでしょう。 紅茶や麦茶なども同様にお茶葉を入れっぱなしにしておかないことが大切みたいです♪
言い伝え「宵越しのお茶は飲むな」
掲載日:2015年06月11日