春から入学のみなさん、早いものでもう3月。
園に通うのはあと2週間あまりですね。
卒園や入学準備などでバタバタと過ごしがちな時ですが
ふと振り返ると産まれてから卒園までに本当にたくさんの事があったと思います。
親子でそんな事を振り返ってみるのもいいかもしれません。
今の時期にピッタリの絵本をご紹介します。
「6さいのきみへ」
1300円+税
著者である佐々木正美さんは「子供へのまなざし」「発達障害の子にちゃんと伝わる言葉がけ」などを執筆された精神科医。
著者は長い間子どもの臨床や生活に携わってきて
親も子供も包み込んでくれるような暖かな言葉を紡いでくれます。
小さな頃のあるあるなイタズラ・・・
頭を悩ませたり、もうあきらめて笑ってしまったり。
嫌になって親子で泣いた日もありました。
入園すれば今度は「他の子ができること」が見えてきて
気になってきたり心配になることもあります。
ボタンが上手にはめられない、好き嫌いが多い
かけっこが苦手・・・そんな事がたくさんあったきみは春から一年生!
でもこの絵本にあるメッセージは
「きみはたからもの」「あなたはあなたのままでいいよ」
という気持ち。
「子供の気持ちになると理由がわかります」
と精神科医の筆者ならではの「成長にともなう子供のあれこれ」の理由を
愛情たっぷりに解説してくれています。
親子で読むとなんだか子供を抱きしめたくなるような
絵本です。
ぜひこの時期に親子で読んでみてくださいね。