春の子どもたち、一日の間に大人にも赤ちゃんにも

掲載日:2018年03月16日

我が家の子どもたちは春になると体調を崩したり
グズリが続いたり、なんだかいろいろな事が起きます。

うちの子にとって「春は緊張と不安の季節」。
そして「期待の季節」でもあります。

新しい環境に早めに反応するタイプの家の子どもたちは
3月~5月が体調を崩したり、グズグズする季節です。

なので一日の間に
「幼稚園児なの?」と思えるくらいに大人っぽく、
決意を語ったり先に先にと相手を思いやって行動でき
思わず感心する時間もあれば
同じく
「幼稚園児なの?」と思えるくらい
赤ちゃんになり私から離れず、いろいろなできることを
「やってやって」と甘えたり泣いたりします。

同じ人物とは思えないくらい、行動も中身も
波があります。

今の時期、うちの子どもたちの赤ちゃん返りに
取り除くべき原因なんてないんです。
ただ、漠然と落ち着かないだけ。

赤ちゃんになってしまったとき、
そんな時は
「今日だけ特別にいいよ」と言います。

これから毎日靴下をはかせてあげたり、
カレーをスプーンで食べさせてあげることはしません。
いつも決まった時間にやることをやらなかったりします。
でも「今日は特別にいいよ」と。

その「今日だけ特別」が1週間毎日続くこともありますが
毎回「今日だけ、特別ね~」と言います。

少し成長した子どもたちは
「ちょっと恥ずかしい」という気持ちも内心持っていて
完全に赤ちゃん扱いされるのも嫌がるんです。

なので、普段はお姉ちゃん、お兄ちゃんだけど
「今日だけ特別に」
ちょっと赤ちゃんに戻っているようです(笑)

そして心配しなくても、
ある期間をすぎて環境に慣れたら自然と
「今日だけ特別」をしなくてもよくなっていきます。

きっとお子さんによって、我慢強いタイプだったらその時期が
夏頃出たり、年少さんは全然大丈夫だったけど年中で始まったり
いろいろだと思います。

もし、とてもしっかりしている子が春に入園して
いきなり「うちの子どうしちゃったの?」という位
赤ちゃん返りしても、心配しないでくださいね。

子どもたちも、そして親だって
春は不安と期待の季節。
お互いに大目にみて、お花や鳥を見て、ゆっくり過ごしましょう♪