4月から入園のママたち、お子さんたちは
幼稚園楽しみにしていますか?
それとも不安がっていますか?
期待と不安が入り混じったようなフワフワしている時期かもしれません。
朝登園の時間になっても
トイレに立てこもり「ようちえん いやや」と
泣かれたら・・・?
「困ったなあ」と思うかもしれません。
(仕事のあるママは途方に暮れるでしょう)
この絵本は入園前の、そして入園してからのお子さんはもちろん
ママやパパにもおススメなんです。
逆効果?と思われがちかもしてませんが、我が家の子供たちには
ぴったりの絵本でした。
その題名はずばり
「ようちえん いやや」
作・絵 長谷川義史
ISBN:978-4-494-00758-5
1300円+税
童心社
たけしくんは 今日もトイレで、着替えもせずに
泣いているようです。
「ようちえんいくのいやや」
園児ママなら一度はあるのではないでしょうか。
朝行く時間になって
「いきたくない」とぐずり出すこと・・・。
この絵本は「なんでいやなのか」
聞いていくのですが
いろいろな理由をつけて「ようちえん いやや」と言います。
その様子がなんともコミカルで
「そんな理由で~?」と思わず笑ってしまいます。
でも実際園児の「行きたくない」って
この絵本のように「そんな理由で~?」って事も少なくありません。
この絵本は園児のストレス発散にもなると思います。
自分の代わりに絵本の中の園児たちが
大声で「いやだいやだ」と言ってくれるので
なぜか読んでいる園児は楽しい気持ちになってきます。
途中から家の子どもたちは
「ここまで泣かなくてもいいのに」
「幼稚園ってたのしいんだよ~」
なんて声までかけてあげています。
急にお兄さん、お姉さんになっちゃいます!
いやいや・・・あなたたちもこうだった日もあったでしょ!
なんてツッコミたくなります。
普段は暴れまわったり、大声でわがままを言わない子だって
いろいろな期待と不安、
そして何よりママやパパと離れて頑張ってるんです^^
この絵本を読んだら真似をしないか心配?!
いや、真似も何もきっと大なり小なり数回はあるはずです。
そしてママ・パパも
最期のページにはキュンとせずにはいられないはず。
「ようちえん いやや」って言ってもいいんだよ。
でも 「いったら きっと楽しいよ」。