実はとても多い運動会での保護者トラブル!気をつけたいポイント

掲載日:2019年05月22日

cbdcc997607c418b1511ab4187289f54_sもうすぐ運動会を行う園や学校もあるのではないでしょうか?
運動会、楽しみですね。
でも実はとても多いのが運動会での保護者同士のトラブル。
トラブルにならなくても自分が気付かないうちに顰蹙をかっていることも。
子どもに恥をかかせない、子どもの友人関係に
傷をつけないように
親としてきちんとルールを守りたいですね。
ルール違反をしないことは大前提として、意外と盲点になりやすい
ポイントをご紹介します。

①場所取りトラブル
最も多いのが場所取りトラブル。
場所取りは園や学校によってルールが設けられている所が
多いと思います。
ルールを守らないのはやはり論外ですね。
また、「みんながやっているから」とルールを破ってしまった場合でも
非難されるのは当たり前です。

・友人家族のぶんの場所取り
意外と多いトラブルが「友人家族のぶんの場所取り」。
学校に近いところに住んでいたり、動いてくれる親戚がいると
頼まれることも多いと思います。
場所取りをしてあげた家族からは喜ばれますが、
他の家族からは嫌がられていることも。
並んでいてもどんどん友人を呼んで横入りさせるのと同じですよね。
断るのも難しいですが、特にルールに記載されている場合は
やめておきましょう。
また、頼むのも相手を困らせる可能性がありますので
基本的にはお互いにやめておきましょう。

・テント
最近急増中なのがテントや大きなテーブルセットの持ち込みによる
トラブル。
テント可であっても立てる場所はなるべく後ろが無難でしょう。
アウトドア用の大きなテーブルセットも同様です。
運動場を傷める原因にもなりますので、持ち込む際は注意して
周りに配慮しましょう。
また設営の際も周りの人がいないか良くみて安全に行いましょう。

・日傘
意外と本人は気が付いていないのが日傘。

確かに日差しが強い場合もありますが
混み合っている場所での日傘の使用は
後ろの人が全く前が見えなくなる上に
傘の先は危険です。
使う場合は前だけではなく後ろもよく見て使用しましょう。

場所取りトラブルで殴り合いの喧嘩がはじまり警察沙汰になって
運動会の開始が遅れたなんて例もありますので
お互いに気持ちよく応援したいですね。

②撮影トラブル
自分の子どもを上手に撮影したい気持ちはみんな同じ。
撮影禁止地区で平気で撮影したり、
脚立不可の場所で脚立を使ったり・・・。
他学年の場所に入って行ったり。

撮影ルールを無視してまでビデオや写真に残す必要は
果たしてあるのでしょうか?
それよりも子どもたちの雄姿をしっかりと
目や心に焼き付けた方が思い出に残るのではないでしょうか?
撮影する場合もほかの家族だって同じような気持ちであることを
忘れずに譲り合って撮影したいですね。

③応援時のトラブル
応援に熱が入るのは良いことですが
「〇組負けろ、あんな奴抜いてしまえ」と暴言を大声でヤジったり
こけてしまったり失敗した子を笑って馬鹿にしたり
「〇〇ちゃん遅い、あの子のせいで負けた」など誰かを責めたり
「なんでもっと本気でやらないんだ!」と自分の子を大声で怒鳴る・・・
なんて保護者もいるようです。
こういったマイナス表現の応援は周囲にも迷惑です。
自分の子どもだって恥ずかしい思いをするでしょう。

基本的にはどんな子も自分の力に合わせて頑張っています。
自分の子ども以外も最後まで応援してあげるのがマナーです

以前お弁当の時間にほかの家族のお父さんが
「あの〇〇って子は運動神経が悪いなあ~」と言った事がありました。
すると子どもの方が「お父さん、そんな事を言ったら怒るよ、
〇〇ちゃんが頑張っていたの、見てればわかるでしょ」

お父さんを叱っていました。
周囲の人間は心の中でその子に拍手していたと思います。
そういった言葉は誰も幸せにしませんよね。

そのほかにも公共の運動施設で行う場合、大量のお弁当ごみを捨てて帰ったり
お酒を持ち込んで大宴会を始める…な喫煙所を守らないなど
運動会でのマナー違反は数多くあります。

主役は子どもたちであることを忘れずに、
また慣れてきてしまって「うちは大丈夫」と思わずに、
毎年楽しく応援したいですね。