家の娘は細かい作業が少し苦手です。
折り紙もぬりえも大好きなのですが、うまくできず
本人もコンプレックスを抱えていました。
手先は器用に越したことはないけど、
ぬりえが下手でも別に構わないと思っていた私は
特に対応せずそのままにしていました。
これが年中さんの時のぬりえです。
ワイルド・・・だし、途中で飽きてしまっていますね。
本人も「絵を自由に書くのは大好きだけど、塗り絵をはみださずに
塗るのができない」とのこと。
うまくなりたいと言われたので、やっと苦手克服の手段を
考えてあげることになりました。
結果からいうと、その後ここまで上達しました。
私が変えてあげたポイントは2点だけで
・色鉛筆を見直した
・塗り絵を見直した
だけです。
まずは色鉛筆を見直した
娘が使っていた色鉛筆は100円均一のものでした。
試しに使ってみると
全然色がでない!
硬い!
重ねても色が混ざらない!
なるほど、力を入れないと色が出ないから殴り書きになっていたんだなと。
そこで実家から自分の使っていた色鉛筆を持って来たり
新しくきちんとしたものを購入してあげました。
年長さんには色数が多すぎるかな~とも思ったのですが
思い切って36色のものを購入しました。
違いは歴然!
力を入れなくてもスルスルときれいな色がでます。
以前は
「まだ子どもなのでちゃんとした色鉛筆でなくてもいい」と思っていました。
逆に
「力のない子どもなので、発色のいいやわらかい色鉛筆の方がいい」とわかりました。
塗り絵を見直した
私は娘がぬりえが苦手なので、
あえて塗り分けが少ないぬりえを買っていました。
こういったものです↓
でも一度一緒に塗ってみて気が付いたのですが
塗り分けの少ないぬりえは塗るのが大変!
一枚塗るまでにかなり疲れます。
そしてずっと同じ色で塗る作業は
集中力のあまりない娘にはつまらなく感じたのでしょう。
このようなぬりえにはクレヨンが良いですね!
色鉛筆でのぬりえにはあまり向いていないとわかりました。
あえてめちゃくちゃ細かい大人用の塗り絵を購入しました。
すると一個一個の塗る面積が小さく
塗りムラがあってもきれいに見えて、逆に大きな絵のぬりえより
うまくできたようです。
何日かにわけて塗っていき
達成感もひとしおのようです。
私もここまで塗り絵が好きになるなんて思ってもいませんでした。
そして私もハマってしまい、親子で共作を作ったりしています。
そしてもう一つ、良かったところ
最後の後片付けの時に、全部削り直し、色の順番を見ながら正しい位置に戻しています。
色の名前もこの作業でたくさん覚えました。
それによって娘の中で
色って楽しい!
という気持ちが芽生えたようです。
お気に入りの色もできたようです。
ぬりえが得意でなくても構わないと思っていましたが、
好きな事が増えて本人も嬉しいようです。
もし、お子さんの塗り絵がちょっとワイルドだなあと感じていて
お子さんもうまくなりたいとおもっていたら
色鉛筆の見直しからしてみてくださいね。