私の住む地域の子供たち、
小学生の子供たちが虫捕り網を持って
楽しそうにしている姿をよく見かけます。
自分は虫は嫌いだけど、
子どもの虫嫌いには困っているママパパは意外と多いようです。
私の子どもたちは虫が好きです。
たまにビックリするような知らない虫も捕まえてきます。
そんなときに私は
内心冷や汗ですが・・・・
毒のある虫以外なら
廃材の上などに乗せてまずは観察してもらいます。
触覚は?足の数は?口はどうなってる・・・?
自分の方に飛んでこないか、
逆に目が離せません。
そう、私は虫が嫌いです!
全部というわけではなく、
触覚がとても長い種類の虫(カミキリムシやバッタ系)と
カマキリが苦手です。
子どもたちに、
「ママにわざと付けたりしないでね」とお願いしていますが
率先して
「怖い」「気持ち悪い」と騒がないように心がけています。
(申訳ないのですが、ゴキブリさんだけは別です。騒ぎます)
以前、子どもたちに虫が大嫌いな時期がありました。
ちょっとした事件がきっかけです。
あるとき、どこから飛んできたのか巨大なスイッチョン(ウマオイ)が
私の顔面に飛んできてとまり
あまりの恐怖に大騒ぎしました。
その後しばらく子どもたちも虫を怖がって
公園などでびくびくしたり、泣くこともありました。
顔面に巨大なウマオイが飛んできて、発狂せずにはいられなかったのですが
周囲が怖がると子どもも怖がるのは
本当なんだなと思いました。
以来、なるべく私が大声で騒がないように心がけています。
面白いもので、
一瞬は怖かったり驚いたりするのですが
逆によく見てみると愛着がわいてきたり、興味深い姿をしていたりします。
嫌いなものを克服するには
あえて近づく
これは苦手克服の鉄則ですね。
怖がっているので、見せないようにしたり
あえて虫が出ない場所ばかり選んで遊んでいると
虫嫌いは深刻化すると思います。
子どもの頃は平気で虫を触っていたのに
今は触れない大人は多いと思いますが、
やはり触る機会が減っているからだと思います。
また害虫に対しての知識も増えて虫全体のマイナスイメージが
定着してしまうのでしょう。
無理やり近づけたり、持たせたりすると逆にトラウマになってしまう
可能性もありますので
見るだけでもいいので
「見てごらん」
「何してるのかな?」と
まずは図鑑からでも良いと思います。
我が家大人気の虫の図鑑はこちらです。
きらめく甲虫
この図鑑を見ていると
宝石のように見えたり、
虫そのものの多様な姿に自然への敬意を感じざるえません。
虫って、生き物ってなんて面白いんだろうと思います。
私自身、この本を繰り返し読んで
カメムシのたぐいも平気になっていった経緯があります。
(触りたいとは思いません)
もし、自分は虫嫌いだけど
子どもの虫嫌いは困ると感じているママパパがいたら
まずは虫の図鑑を借りて一緒に読んでみる、
その中で興味を持ったものを探したり
飼ったりしてステップを踏んでいくとよいと思います。
ただし、どうしてもどうしても苦手な子もいます。
そのような場合も「だらしない」「怖がり」など人格を否定せず、
気長に見守ってあげてくださいね。
また世の中には毒のある虫も多いので
それは覚てておきたいですね。
こちらの記事も参考にしてみてください。