★子どもとお金に関するエピソードまとめ
我が家のお小遣いのルールと私の情けないエピソード①
うちの子がガチャガチャで騒がなくなった理由
子どもが貰ったお年玉どうしてる?我が家の子どもとお金の考え方
前回 につづいて
実際に運用しているルールや子どもたちとのエピソードをご紹介します。
お年玉 でご紹介したスタンスときと基本的には同じです。
以下お年玉の記事より抜粋です。
(お小遣いやお年玉に関して)
大切なのは子どもに対して
・幼くても説明をする
・ルールがめちゃくちゃにならない
という事かなと思っています。
我が家でも今年は2000円程度お年玉をもらいました。
全額子どもに預けています。
そして「今は」こう説明しています。
・貰ったお金は楽しく使うこと
・自分が本当に好きなこと・ものに使うこと
・お金を遣う先はモノだけではないこと
我が家にとって「お金は楽しく使うこと」というのは大切なキーワードです。
「楽しく使う」というのは豪遊するというわけではなく
「後味が悪い」使い方はしないということです。
繰り返しになりますが
この「もらったお金は楽しく使う」というのは
すぐに使うことが良いという意味ではなく、
「後味の悪い使い方はしない」と同じような意味です。
楽しく使うために貯めるのは素晴らしいことです。
私はむやみに「お金を使ってはダメ」と言いたくないと思い
「お金は楽しくつかう」と
教えています。
それに加えてお年玉ではなく、いつものお小遣いに関しては
・お金をねだるな、仕事をねだれ
・自分のできない仕事は受けない
というのがあります。
お手伝いに対してお金を払うと
・お手伝い=お金になってしまう
・思いやりの心よりまずお金になってしまう
という人もいます。
また、逆にこちらは何気なく頼んだことにも
お小遣いを要求されてお互いに嫌な気持ちになる可能性があります。
お手伝いにお金を払うことに反対する人の気持ちもよく理解できるし
実際に体験して実感しました。
(幼いうちからなのか、ある程度成長してからも同じなのかはわかりません)
確かに自分のお金(お財布)を所有してすぐは
こういった事が起こりました。
すぐに「これしたらお金は貰える?」と聞くようになったのです。
すこしでも自分の欲しい物へ向けて貯めていきたいので
気持ちはわかります。
なのでお互いのためにルールを作りました。
・普段の日常的なお手伝いはお小遣いはないです。
家族で作業を分担するのは普通の事です。
・ママやパパから提案したときは、それをきちんと終えたらお小遣いになります。
(やりたくなかったら断っても良いです)
・もしもっと早いスピードで、もしくは目標の日程までに貯めたい場合は
自分ができることで、ママやパパのためになる仕事を考えて提案してください。
(目標までの計算はいつでも手伝います)
という具合です。
園児には少し難しいような気もしたのですが
こんな風に話したら
意外とこのルールを話した方が子どもたちもやりやすいようで
以後、日常的なお手伝いでお金をほしがるような事はなくなりました。
その代わりいろいろなお仕事の提案があり
とても面白いなと思っています。
今まで子どもたちから来た面白い提案
・夜寝る前に素敵な歌を歌うので、みんなが寝たら寝かしつけ代(一人10円)貰う 子守歌屋をやります
(→面白かったけど提案却下)
・ものすごい手品のショーをするので感動したら見物代をください
(練習不足だったため、払わず)
・姉弟で毎月リビングの額に飾る絵を描きます。季節に合った絵です。
(2か月だけ覚えていて、支払い、その後本人たちが忘れています)
・パパとママが二人でゆっくりしたい日に、姉弟二人で寝る。
(本当に助かっていて、たまにお願いしてます)
いろいろ考えるもんだな~と感心してしまいます。
パパとママがゆっくり二人で晩酌したい日には二人で寝る。
この提案はとても嬉しくてそしてとても助かっています。
いつまで支払うかは考えなければいけませんが・・・。
以前息子は
どうしても1ヶ月で280円貯めたいと思っていたときがありました。
毎日「何かお仕事ください!手伝わせてください」とお願いしていて
一人でデッキブラシでベランダ掃除をしてくれた時がありました。
3時間くらい真剣に取り組んでくれたので
その時は100円渡しました。
するとその夜はすぐに「あと何日でいくらか計算手伝って」と
お願いされたので
おはじきを使って日割りで計算したりしました。
こうやって自然と足し算や引き算も覚えていっています。
「お金ちょうだい」と言われると腹が立つのですが
私は「仕事をください」と言われると協力してあげたくなるのです。
そして「今ならどんな仕事をしたらママが助かるか考えて」と言います。
こんな風にお金と子どもの関係は今のところ
私たち家族の生活を楽しくさせてくれています。
そしてその貯めたお金で、ペットを飼ったり
ワークショップにいって手芸を習ったり
馬に乗ってみたり・・・
自分の貯めたお金で体験するものや手に入れたものは
子どもにとって特別なものとなっています。