【脱】 出発前のバタバタ、本当は言いたくない「急いで~!」

掲載日:2016年02月3日

ゆうママです。

先日あるとても嬉しいリクエストを頂きました。それは、出かける前にバタバタしないの?子供に準備させたりしていると時間に余裕を持っているつもりでも、直前でバタバタしちゃったり、早めに準備したつもりが予定より遅れちゃったり。どうしてるの?というもの!!

こういったリクエスト、凄く嬉しいです。ありがとうございます。

さて、本題に。。。お出かけ前の準備のコツを紹介します!!といっても我が家の例ですが。。。

我が家では絶対に出発しなければいけない時間(遅刻ギリギリ)の30分前に出発(=出発目標時間)するようにします。これに10分前行動を加えて、40分前には準備が完了するように準備しますし、子供たちには早め早めに準備の声かけをします。つまり、40分前行動です!!

その結果、本当に40分前に出発することもありますし、準備が早ければ45分前に出発する時すらあります。また、準備完了から出発までの時間に子供の好きな遊びをすることもあります。
子供がいると玄関で靴を履いてからトイレと言われたり、移動中にトイレと言われたり、車の乗り降りや移動途中も思うようにいかず、自分で考えている以上に時間が必要なもの。

30分+10分前行動という余裕は実は子連れにはちょうど良い時間の余裕だと思うんです。

我が家の場合、

長女4歳児の場合…

出発目標時間の2時間前:起床、洗顔、食事開始
出発目標時間の1時間前:「着替え」の声がけ
出発目標時間の40分前:歯磨き、トイレ、持ち物の確認(すべて自力でさせています)
出発目標時間の15分前:「靴履いて待ってて」の声がけ

長男2歳児の場合…

出発目標時間の3時間前:起床(毎朝5時には起きてきます)、オムツ交換
出発目標時間の2時間30分前:洗顔、食事開始
出発目標時間の2時間前:トイレトレーニング、歯磨き、自由遊び
出発目標時間の1時間前:着替え(自力でできるところは自力でやらせながら)、自由遊び
出発目標時間の30分前:オムツ交換、「靴履いて待ってて」の声がけ

特にトラブルがなければ、上記で、出発目標時間の10分前にはふたりとも玄関で靴を履いて待っています。

親の身支度

出発目標時間の3時間前:朝食準備、子供たちの着替え準備、食卓同席(ひとりで食事をさせたくないので一緒にテーブルに座るようにしています)、家事もろもろ
出発目標時間の2時間前:持ち物の準備、食卓同席(ひとりで食事をさせたくないので一緒にテーブルに座るようにしています)、家事もろもろ
出発目標時間の1時間前:子供たちが自力で準備をしている時間に自分自身の身支度完了
出発目標時間の30分前:出かける前の家の準備(戸締り等)、子供たちへの声かけ(そろそろ出かけることを伝え、出発前の準備(具体的な指示)を開始させます)

上記がトラブルなく進むと、出発しなければいけない時間(遅刻ギリギリ)の40分前、出発目標時間の10分前に出発することができます。

出発直前の忘れ物トイレがあったとしても時間に余裕がありますし、親として子供を急かすことをせず、穏やかに対応、出かけることができます。

また、子供の車の乗り降りも実は時間がかかるもの。順調に行って5分、チャイルドシートを拒否されたり何らかのトラブルがあると、気付いたら玄関を出てから10分経っても出発できていないこともあります。

歩いて出発した場合も、子供が遊びだしたり思うように歩いてくれなかったり、時にはご近所さんとの会話で時間がとられたり、移動時間は予定していた時間の2倍の時間を見込むことが必要になってきます。

このような経験から、我が家では40分前行動をするようになりました。その結果、朝のバタバタも少なくなり、毎朝のように言っていた「急いで~、遅れちゃうよ?」という言葉がなくなりました。

ただ、皆さんにひとつ考えてみてもらいたいことがあるんです。何故そんなに急ぐのか?

仕事や冠婚葬祭など、場合によっては遅刻が絶対に許されない場面もたくさんあります。そのような場合には是非今回紹介した40分前行動を参考にして貰えたら嬉しいです。

でも、例えば、子どもの広場やサークルなどへ参加するために、または、買い物に行くだけなのに、親自身も子どものこともそこまで追い込んで時間に追われて生活するべきなのでしょうか。確かに外でお友達と遊ばせるのも大事ですし、時間を守ることも大事です。でも、子どものペースをしっかりと見守ってあげることも大事だったりします。

子どものペースで準備させるために必要な時間はどれくらいなのかを考えて逆算してみるのもおススメです。この時間をもとに生活リズムを整えていくと、毎朝のストレスも軽減されるはず。

出発前のバタバタがママのストレスになっていませんか?!
出発前の急いで!というママの一言が子供のストレスになっていませんか?!
それよりも、少し遅れてでもストレスなく、親子ともに楽しい気持ちで出発できる方が親子とも笑顔でいられるかもしれません。

ママも少し気持ちをラクに、「遅刻してもいいや!」と思うことが、ママの心の余裕に繋がり、朝のバタバタ解消の一番の近道のような気がします。