子どもに「はじめてのおつかい」を頼むのは何歳くらいがいいのでしょう?
地域に安全な場所や、地域の人との繋がりが少なくなってきている昨今、
気軽に子どもたちだけで遊んだり外出することは非常に難しくなっています。
しかし、小学校に入園すると小学生だけで遊ぶ機会も自然と増えてきます。
また、おつかいの体験は子どもに自信や達成感を与えてくれ
家族の絆を強めてくれるイベントでもあります。
今回は「はじめてのおつかい」を頼むコツをご紹介いたします。
①まずは、外出以外の「おつかい」を頼んでみる
年齢にかかわらず、いきなり子どもが一人で外出することは
お互いに不安であり、危険です。
まずは徐々に慣らしていく事が大切です。
初めて頼むのにちょうどいいお使いは
「家の郵便受けの新聞・手紙をとってきてもらう」お手伝いです。
親にとってななんでもない日々の動作ですが、
家から一人で出るだけで子どもにとっては大イベントです。
大切なのは「はじめてできたね!すごいね!ありがとう!」と大げさな
ほどに褒めてあげることです。
また集合住宅やポストの高さが子どもの背に合わないお家もあると思います。
おつかいに慣れるようなお手伝いは
「お手伝いを最後まで一人で完成させる」→「ほめる」ることができれば
外出にこだわらなくても、なんでも良いと思います。
②無理やりはNG!
もう○才だから一人で行けるよね?といきなり「はじめてのおつかい」を
頼むのは子どもにとっては不安とプレッシャーで思わぬ事故につながるかもしれません。
「怖くなったら戻ってきていいよ」「失敗してもいいよ」と
安心させてあげる事が大切だと思います。
頼んだときに断られても「勇気がない」とか「甘えんぼ」などと批判せずに
次の良い機会を待ちましょう♪
③年齢ではなくその子の性格や環境に合わせて
一般的に「はじめてのおつかい」に行ける年齢は
・家族以外ときちんと会話が出来る
・交通ルールを守れる
・文字や数字が読める
という点から「年長さん」や5歳~7歳といわれています。
しかしながら、地域性や環境などからその年齢では難しい場合も多くありますので
焦る必要はありません。
また年齢よりもその子の性格に合わせることの方が
大切です。
「怖がり」な子は家を出るだけでたくさんの不安を感じて
足がすくんで涙が出てきてしまうでしょう。
「一直線」な子はおつかいで頭がいっぱいになって
ちゃんと交通ルールを守れないかもしれません。
その子の性格や環境に合わせて無理のない設定をしてあげることが大切ですね。
最後に
テレビ番組ではじめてのおつかいを扱ったものがありますが、
放映されたものの年齢や出来ることを目安にするのは少し危険です。
テレビ放送には多くの見守りスタッフがいたり、自分たちで行うおつかいとは
異なります。
次は実践編♪