新学期がスタートしました♪
休み明け、登園拒否、登校拒否を起こすお子様も少なくありません。
休み前は喜んで行っていたのに…
休み後半はリズムを整えてきたのに…
もしかしていじめられている???
先生とうまくいってない???
お子さんが保育園や幼稚園、学校を嫌がる姿に戸惑っているお母さんも少なくないはず!!
そこで、親としてどう対応し、どのようにして以前のように幼稚園・学校へ楽しく登園させたら良いか、そのコツを紹介します。
絶対にやってはいけないこと
それは、幼稚園・学校を休ませること!!
「行きたくない」と言われたからと言って、安易に、一度くらいなら…と休ませてしまうと、”休める”と思ってしまいます。そして翌日は「行きたくない」が更にエスカレートしていきます。絶対に休ませないようにしましょう。
そして、「行きたくない」と主張しているときに、「なんで行きたくないの?」、 「なにか嫌な事があったの?」、 「どうしたの?」なんて真剣に聞いてはいけません。この質問に答えてるうちに気持ちがどんどん「行きたくない」になっていってしまいます。
「行きたくない理由」はお子様が落ち着いてから、ゆっくりとじっくりと聞く時間を作りましょう。
では、どのように対応したら良いか紹介します。
- 必ず登園・登校させましょう
パジャマでも良いので、遅刻しても良いので登園させる覚悟で、どんなに泣いても幼稚園・学校へ送り届けましょう。例え、送迎時に泣いていたとしても、お母さんと離れて幼稚園・学校での生活が始まってしまえばお子様は楽しく過ごします。先生から●●(例えば、好きな食べ物)聞いてきて?!お友達から●●(例えば、好きな色)聞いてきて?!など、お願い事をうまく使っても良いでしょう。 - 明るく笑顔で送り出しましょう
お母さんが少しでも不安に思うと、それはお子様に伝わります。絶対に幼稚園に行かせる!という思いを持って、明るく、笑顔で送り出しましょう。 - お母さんは必ずお迎えに来る、お家で待っていることを伝えましょう
お母さんと離れることに不安を感じるお子様もすくなくありません。必ず迎えに来ること、幼稚園で過ごしている間もお母さんはお子様のことを思っていることを伝えましょう。 - 幼稚園・学校が楽しいことを伝えましょう
幼稚園・学校の楽しいイベントや仲良しなお友達、大好きな先生の話をしましょう。 - しっかり甘えさせてあげましょう
親子で触れ合う時間を作ったり、お子様をしっかりと抱きしめてあげるなど、お子様を甘えさせてあげましょう。お子様は久しぶりの幼稚園・学校で緊張したり、不安を抱えながら頑張ってきています。家で過ごす時間はお母さんの愛情を求めています。 - ゆっくり心身を休めるように意識しましょう
夏休み前は平気だった生活リズムでも、夏休み明けは子どもにとって負担が大きい場合があります。久しぶりの幼稚園・学校は子ども社会での気疲れ等で親が思ってる以上に疲れているはずです。夏休み明けの数週間はあまり無理をさせず、心身を休める時間を作ってあげましょう。 - 早寝・早起き・朝ご飯
いつもよりも早く寝かせる工夫をし、余裕をもって準備ができるようにしましょう。また、朝ご飯をしっかりと食べさせてから登園・登校させるようにしましょう。夏休み前の生活リズムよりも少し早めに寝かせ、少し早めに起きるようなリズムを心掛け、朝の時間に余裕を作りましょう。
お母さんが不安に思う「いじめ」。
幼稚園でのいじめはほぼないと思って良いでしょう。お友達との喧嘩や先生に怒られるなど、お子様がイヤと思う出来事はあるかもしれませんが、意図的に嫌がらせをするなどはないと思って、幼稚園の先生を信頼して任せるようにしましょう。
学校に入ると「いじめ」が原因で「行きたくない」という場合があります。それをきちんとキャッチするためにもお子様が落ち着いている時間に「行きたくない理由」について話をする時間を作ると良いでしょう。この時、問い詰めるのではなく、日常会話から何となく聞き出すことがポイントです。「お母さんがいるから大丈夫。」という安心感を持たせることで、本音を話すようになります。ここではじめて、どうして行きたくないのか?どうしたら行けるようになるのか?お子様と話し合えるようになります。
普段から安心感を与えることを意識し、お子様が何でも話せる環境を作っておくと良いでしょう。
登園・登校拒否を起こさないための予防策についてはこちら
【脱 登園・登校拒否】~休み明けに登園・登校拒否を起こさないために~